gsimonさんの記事一覧(9 / 10ページ目)

<archive>【画廊企画】長谷川浩子 彫刻 展

2020

2020年11月23日(月)-12月5日(土)日休み

(左)カナタヘ  クス 胡粉  900,000円(税別)

(右)カゼノミチ  ヒノキ 胡粉   450,000円(税別)













(左)ヒカリノヨウニ  クス 胡粉  180,000円(税別)









(左)ソラヘ1  ヒノキ 胡粉  180,000円(税別)

(右)ソラヘ2  クス 胡粉   360,000円(税別)









(左)カナタヘ  クス 銀箔 胡粉   360,000円(税別)

(中)ハート   ヒノキ 金箔 胡粉  30,000円(税別) ●売約済み

(右)ヒカリノコ   ヒノキ 銀箔 プラチナ箔 胡粉  30,000円(税別)●売約済み









(左)オクリモノ  ヒノキ 胡粉 岩絵具   90,000円(税別)









(右)オカエリナサイ  ヒノキ 銀箔 胡粉  60,000円(税別)●売約済み









(左)ソラヘ(小) ヒノキ 胡粉 銀箔  90,000円(税別)

(右)ダッコ  ヒノキ 金箔 胡粉  90,000円(税別)









ホシノヒト  ヒノキ 銀箔 胡粉   180,000円(税別)









モリノヒト   クス 胡粉  90,000円(税別)












>>>作品を予約する

※作品のお渡しは展覧会終了後(2020年12月7日(月)以降)になります。ご了承いただければ幸いです。

















長谷川浩子  HASEGAWA Hiroko

1961 新潟県新発田市に生まれる
1988 東京藝術大学大学院彫刻専攻修了

【個展】
1987  田村画廊にて初個展(東京・神田)
1991  武蔵野画廊(いわき) 以降~’98
1992  プラザギャラリー(東京・調布)
1997  萌画廊(東京・青山)以降~’99 ’00
2001  ギャラリーいわき(福島以降~’03 ’05
2009  ギャラリーいわき(福島)、ギャルリー志門(東京)、アートワークスギャラリー
2012 「月の光浴びた生き物の形 長谷川浩子展」橘画廊(大阪) 
   ギャラリー あしやシューレ(芦屋/兵庫)
2013  ギャルリー志門(銀座/東京) 、ギャラリーいわき(福島)
2014  MU心斎橋画廊(大阪)
2016  ギャルリー志門(東京)
2017  ギャラリーいわき(福島)
2018  ギャルリ―志門(東京)

【グループ展】
1986 「ヨコハマ展」代々木アートギャラリー
1987 「Sculpture Show」 東京芸術大学展示室
1987 「ENCLOSURE」世田谷美術館
1989 第19回 現代日本美術展 入選
1992 「4人によるリプレイ展」 武蔵野画廊
1994 「新しい世代の芸術展94」北トピア 埼玉
1996 「2人展 安藤栄作・長谷川浩子」 武蔵野画廊 いわき
1998  雪梁舎展にて雪梁舎賞受賞 雪梁舎 新潟
1998 「異なる風土の出会い展」 三島町山びこギャラリー
1998 「ニューアートシーン・イン・いわき 長谷川浩子」 いわき市立美術館
1999  「それぞれの小宇宙」創芸工房 以降 ’00 ’01 ’02
2000 「いわきの美術Ⅴ・境界を越えて」 いわき市立美術館
2001 「安藤栄作 長谷川浩子 彫刻展」矢吹町ふるさとの森芸術村企画展示室
2001 「Drawing Drawing」ギャラリー昨明 いわき 以降 ’05
2001 「田人の森に遊ぶ・アートミーティング」 以降’02
2001 「安藤栄作 長谷川浩子 彫刻展」創芸工房 いわき 以降 ’03 ’05 ’07
2002 「いわきアートさんぽ」 平サロン
2003 「南風の生活文化展」鹿児島
2003 「地球にやさしい美術展」 ビッグアイ
2004 「安藤栄作 長谷川浩子展」 ART SPACE ELICONA いわき 以降 ’08 、ギャラリーESPACE 茨城
2005  第4回アールエポック展 茨城県天心記念五浦美術館 以降 ’08
2006  草野天平 詩碑制作
2008 「長谷川浩子彫刻展」ギャラリーエスパース
「Hiroko Hasegawa Exhibition」ギャラリー&カフェ ブラウロート
   「midori 女性たちの作品展」ギャラリー昨明
   「オーロ遊び展」アートスペース泉 いわき
   「第20回全国生涯学習フェスティバル」ビックパレットふくしま 郡山
   「福島現代美術ビエンナーレ 2008」 福島県文化センター 福島
2009  田人の森に遊ぶ・アートミーティング」
「地球が月になるとき」 ギャルリー志門  銀座
「日仏交流現代美術展」 京成百貨店アートギャラリー
「はじめる視点」 福島県立博物館
「いわきぐるっとコレクション」 いわき市立草の心平記念文学館
2011  二人展 「COSMIC SPIRIT 安藤栄作・長谷川浩子展」 ギャルリー志門
   「いま。つくりたいもの、伝えたいこと。」 いわき市立美術館 いわき市/福島 
「夏が来れば思い出す展」ギャラリー&カフェ ブラウロート 福島
「うちわ展」 ART SPACE ELICONA 福島
「明日へ」 ギャラリーそら 大阪
2012  「おくりもの展」 ART SPACE ERICONA 福島
2013  アートフェアー 「 アートフェアー東京2013」エキジビションスペースAPJ 東京国際フォーラム 丸の内
「女性作家による作品展・hibiki」ギャラリー昨明(カル)いわき市 田人町/福島
「デッサン展」 Art Space Elicona (エリコーナ) いわき市平大町/福島
2014  「デッサン展」アートスペースエリコーナ(1/18-2/8)福島
    「IMAGIN FKUSIMA展」コートギャラリー国立(2/6-11)
    「アリオス現代美術館」いわき文化交流館アリオス(3/13-23)福島
     アート大阪2014  ホテルグランビア大阪 
     二人展「安藤栄作 長谷川浩子展」ギャラリーhase(8/2-8/10)名古屋
     アートミーティング2014田人の森で遊ぶ 福島
     AHAF SEOUL2014 (8/22-8/24)ソウル
     「音の祈り」安藤栄作長谷川浩子二人展 高野山三宝院 高野山大学黎明館
2015  「デッサン展」アートスペースエリコーナ 福島     
2016  「デッサン展」アートスペースエリコーナ 福島 
    アートミーティング2016旅人の森に遊ぶ  福島
2017  「デッサン展」アートスペースエリコーナ(1/28-2/12)
    「神語」ギャラリー芦屋シューレ(3/25-4/23)兵庫
「翼」展 深井隆・長谷川浩子・浅野井華奈 三人展

<archive>青山洋子展

2020

2020年11月16日(月)-11月21日(土)

360パノラマ会場風景

http://www.jpartmuseum.com/jam_live2020/shimon75/









YouTube









会場風景












(左から)
機会 chance 112×162㎝  コットン、アクリリック、他 ¥ 200,000(税別)
機会chance 97× 194 コットン、アクリリック他  ¥ 200,000(税別)
機会 chance 132× 194 コットン、アクリリック他  ¥200,000(税別)
ミニ立方体 機会chance 木、アクリリック他    ¥3,000(税別)

















青山洋子  YOKO AOYAMA  プロフィール

元永定正氏師事

【主な個展】
2016 Galerie subject object /ベルリン 等
2015,2017,2018,2019 GalleryH.O.T /大阪
2012 なびす画廊/東京
2007,2008 CASO /大阪
2001,2004,2006,2008 信濃橋画廊/大阪

【主なグループ展】
2020 ASIYA TIME 収蔵作家展(芦屋市立美術博物館/芦屋)
    CAF.N展(埼玉県立美術館/埼玉)
    第18回NAU21世紀美術連立展(国立新美術館/東京) 
2019  第18回NAU21世紀美術連立展(国立新美術館/東京) 
    A21 ポーランド展(Archdiocese Museum /ポズナン)
2018 日本美術家連盟近畿展(兵庫県立美術館王子分館原田の森/神戸 等)
2017 CAF.N 展 (金沢21世紀美術館/金沢)
2016 A21 (ポーランド展 BwaPila /ピワ、Jesuils Gallery /ポズナン)
    CAF.N 展(埼玉県立美術館/埼玉)
2014 hpgrp(GALLERY /ニューヨーク)
    GALERIE METANOIA /パリ
    日伊展 Fondazione Giuseppe Mazzullo美術館/シチリア
    CAF.N 展(メディアテーク/仙台()
2013 A21 ベルリン展(Künstlerhaus Bethanien /ベルリン)
2012 CAF.N 展(埼玉県立美術館/埼玉)
2011 A21(ブールジュ市選抜展/ブールジュ)
2008 A21(ベルリン市選抜展 Insel Gallery /ベルリン)
2006 A21(ポーランド選抜展)
    Arsenal City Art Gallery /ポズナン
2001 吉原治良賞展(大阪)
2000 現代日本美術展(東京,京都)
1999 現代日本美術展(東京,京都)
    昭和シェル現代美展(東京)
1998 現代日本美術展(東京,京都)
1997 現代日本美術展(東京,京都 東京国立近代美術館賞 買上)
1993 吉原治良賞展/大阪
1992 芦屋美術博物館買上賞
1991 現代日本美術展/東京 , 京都 吉原治良賞展/大阪
1990 芦屋市展/芦屋 1992 芦屋美術博物館買上賞(〜2006) 
1990 日本国際美術展/東京 , 京都
1989 吉原治良賞展/大阪

【受賞歴】
1999 吉原治良賞展大坂(優秀賞)
【パブリックコレクション】
芦屋市立美術博物館/東京国立近代美術館/
台湾中台科技大学 等

日本美術家連盟/国際美術連盟会員






<archive>水野 翠 展

2020

2020年11月9日(月)-11月14日(土)









360°パノラマ会場風景

http://art-museum.main.jp/jam_live2020/shimon74/panorama/









YouTube

https://youtu.be/Jcwkrqibu4E









会場風景

(左)「もう一つの風景」変形120号  キャンバスに油彩

(中)「もう一つの風景」変形120号   キャンバスに油彩

(右)「もう一つの風景」F130号  キャンバスに油彩









「もう一つの風景」M150号+P80号(1455×3243㎜)  キャンバスに油彩









(左)「ひとかけらの」楕円(450×610mm)  キャンバスに油彩  220,000円(税別)

(中)「ひとかけらの」楕円(400×500mm)  キャンバスに油彩  160,000円(税別)

(右)「ひとかけらの」楕円(240×300mm)  キャンバスに油彩  70,000円(税別)

「もう一つの風景」M150 号  キャンバスに油彩









「もう一つの風景」M150 号  キャンバスに油彩









「もう一つの風景」M60号  キャンバスに油彩  600,000円(税別)









「ひとかけらの」楕円(400×500mm)  キャンバスに油彩  160,000円(税別)

「ひとかけらの」楕円(240×330mm)  キャンバスに油彩  70,000円(税別)

















水野翠 Mizuno mdori 略歴

東京生まれ
高校時代 植村鷹千代主催「現代美術研究所」で学ぶ
東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻(山口薫教室)卒業
同大学院修了
モダンアート展 大学院卒業の翌年より毎年出品 現在に至る

【個展】
 竹川画廊(銀座)
 櫟画廊(銀座)隔年で計11回
 GALLERY ART POINT(銀座)
 その他(横浜)2回

【グループ展】
 Les liens d’ amitié 友情の絆展(世田谷美術館)7回
 その他多数(東京 神奈川)

【絵本』
 『みつあみみつあみ』『うまさんうまとび』(小峰書店)
 『はなのいろはどこへいくの』(リーブル)
 『あめのむこう』『わらってわにさん』(福音館書店 月刊「こどものとも」)

 モダンアート協会会員
 日本美術家連盟会員

<archive>中村義隆展

2020

— ふたつの地球 -

2020年11月2日(月)-11月7日(土)

会場風景 360°

















会場風景

(左から)
「2016.2.2」 24.5x35.5cm  アルシュ紙荒目 アクリル彩色 ペン点描   80,000円(税別)
「2016.6.7」 50x35cm     アルシュ紙荒目 アクリル彩色 ペン点描   150,000円(税別)
「2018.3.5」 29.7x39cm  アルシュ紙荒目 アクリル彩色 ペン点描   100,000円(税別)
「2016.3.25」 35.5x24.5cm  アルシュ紙荒目 アクリル彩色 ペン点描   80,000円(税別)
「2020.1.4」 23.1x14.3cm    アルシュ紙荒目 アクリル彩色 ペン点描   40,000円(税別) ●売約済み

(左から)
「2019.11.30」 22.7x40.0cm     アルシュ紙荒目 アクリル彩色 ペン点描   100,000円(税別)
「2019.8.13」 18.5x34.9cm  アルシュ紙荒目 アクリル彩色 ペン点描   80,000円(税別)
「2017.2.14」 35x50cm  アルシュ紙荒目 アクリル彩色 ペン点描   150,000円(税別)
「2020.3.6」 24.4x34.1cm  アルシュ紙荒目 アクリル彩色 ペン点描   80,000円(税別) ●売約済み
「2017.11.2」  34.8x23.9cm  アルシュ紙荒目 アクリル彩色 ペン点描   80,000円(税別)












(左から)
「2019.5.6」 29.9x19.8cm  アルシュ紙荒目 アクリル彩色 ペン点描   60,000円(税別)
「2018.4.20」 35.2x24.5cm  アルシュ紙荒目 アクリル彩色 ペン点描   80,000円(税別)
「2017.4.23 」 40x28cm  アルシュ紙荒目 アクリル彩色 ペン点描   100,000円(税別)  
「2018.6.28」 34.9x24.3cm  アルシュ紙荒目 アクリル彩色 ペン点描   80,000円(税別) ●売約済み












(左から)
「2019.2.25」 35.1x24.2cm  アルシュ紙荒目 アクリル彩色 ペン点描   80,000円(税別)
「2016.11.27」 35.5x24.5cm  アルシュ紙荒目 アクリル彩色 ペン点描   80,000円(税別) ●売約済み
「2017.9.22 ふたつの地球」(左・青) 29.7x40.1cm、「2017.7.24 ふたつの地球」(右・赤) 29.6x40.0cm アルシュ紙荒目 アクリル彩色 ペン点描 2点一組 200,000円(税別) 
「2019.7.17」 24.3x35.2cm  アルシュ紙荒目 アクリル彩色 ペン点描   80,000円(税別)
「2020.5.24」 30.4x24.6cm  アルシュ紙荒目 アクリル彩色 ペン点描   80,000円(税別)












>>>作品を予約する

※価格は2020年11月現在

















『ふたつの地球』について

(The two earths)

太陽を挟んで地球の軌道の向こう側に、もうひとつの地球があるが決して見ることはできない、という考え方は古代ギリシアの頃からあったらしい。

 当時は宇宙の中心は太陽ではなく中心火といい、中心の反対側にも地球がなければバランスが得られないと考えたそうだ。ただし当時の地球は平面であると考えられ、言ってみれば上皿天秤のようなものだったのか。

 ふたつの地球説はSF小説では格好の題材でありそのひとつの、向こう側の地球にはこちら側の地球と瓜ふたつの友人や自分がいるのだが、よくよく観るとすべてが真逆になっている、というストーリーに魅了される。

 無論現代の科学に於いては荒唐無稽な話だがしかし、心の内にもうひとつの地球を置くことで自分と真逆のもうひとりの自分がいることに癒しを感じ、魂のバランスを得ようとしているからかも知れない。(美術家・中村義隆)

















中村義隆 画歴

1948年 茨城県下館市(現・筑西市)生まれ
1970年度 第Ⅱ期現代思潮社美学校 加納光於銅版画教場修了
1980年 第一回個展(京橋 さくら画廊)
1981年 グループ展「素材をみつめて」展(京橋 さくら画廊)
1982年 第二回個展(ギャラリー檜)
1984年 「鏡の中の二人展」(シロタ画廊) 青木 園と共に
1985年 第24回 ホアン・ミロ 国際ドローイング・デッサンコンクール(スペイン及び地球堂ギャラリー)
1986年 第25回 ホアン・ミロ 国際ドローイング・デッサンコンクール(スペイン及び地球堂ギャラリー)
1987年 第2回 デッサン大賞展(川上画廊等)
1988年 グループ展 「幻視の森の八本の樹」ヨシダ・ヨシエ企画(GALLERY三真堂)
    第2回 リキテックス・ビエンナーレ(東京・大阪・福岡)
1989年 第三回個展(シロタ画廊)
1991年 第3回 リキテックス・ビエンナーレ 奨励賞(大阪・東京・札幌)
    リキテックス・ビエンナーレ歴代受賞作品展(札幌・時計台ギャラリー)
1992年 第18回 日仏現代美術展(パリ・グランパレ美術館 東京都美術館等)
1993年 第4回 リキテックス・ビエンナーレ(東京・大阪・仙台)
1994年 第四回個展(ぎゃらりぃセンターポイント)
1995年 「アートピクニック展」 (六本木 ストライプハウス美術館)
2015年 第五回個展(ギャルリー志門)
2020年 「COVID―19」アーチストの視点(ギャルリー志門企画)
    第六回個展(ギャルリー志門)

<archive>柳川貴司展

2020

2020年10月19日(月)-10月31日(土)日休

ギャラリートーク





















会場風景 連続した形













会場風景 積み重ねられた形













会場風景  連続した形Ⅱ













小品

(左・左側)「連続した形」h150×w350×d130mm  檜  30,000円(税別)●売約済み

(左・右側)「積み重ねられた形」h230×w110×d100mm  檜 30,000円(税別) ●売約済み












(左)「すむところ1」 h80×w150×d120mm  檜  50,000円(税別) ●売約済み

(中)「すむところ2」 h90×w130×d100mm  赤松  50,000円(税別) ●売約済み

(右)「すむところ3」 h80×w140×d80mm  檜   50,000円(税別) ●売約済み













>>>作品を予約する  完売しました。

※価格は2020年10月現在。





































柳川貴司  Takashi Yanagawa

1957年 埼玉県に生まれる
1980年 東海大学教養学部芸術学科美術学課程卒業

【個展】
1999 村松画廊/東京都(‘03‘06)
2002 足袋蔵ギャラリー「門」/埼玉県(‘06)
2008 ギャルリー志門/東京都(‘10‘12‘14‘17)
     GAS[GUILD-UNIT ART SPACE]/東京都
2020 ギャルリー志門/東京都

【主なグループ展】
1988 現代木刻フェスティバル:関市文化会館/岐阜県
1989 1989現代九州彫刻展:石橋美術館/福岡県
1992 第五回現代日本具象彫刻展:千葉県立美術館/千葉県    
1994 第六回現代日本具象彫刻展:千葉県立美術館/千葉県
1995 「現代日本の美」展:王立デザインスコーレグラスホール/デンマーク
   小田原アートフォーラム‘96:旧小田原市立城内小学校/神奈川県
1997 横浜・湘南周辺の彫刻家展:ギャラリーヨコハマ/神奈川県
   ふれる彫刻100展:神奈川県立生命の星・地球博物館/神奈川県
1999 宮崎国際現代彫刻・空港展(‘02‘11):宮崎空港ビル1Fオアシス広場/宮崎
2002 韓・日現代彫刻交流展:ギャラリー毛利/東京都
2004 韓日作家 招待 彫刻展 INTER SPACE:大邱北區文化藝術会館/韓国
2006 東京国際芸術博覧会:東京ビックサイト/東京都
2008 WORKS 一 9人の仕事 一 (‘17):平塚市美術館アトリエA/神奈川県
2010 変貌する作家たち展:ギャルリー志門/東京都
    日韓交流アート・コスモス展:韓国大使館文化院/東京 :釜山市海雲台 文化会館/韓国
    長者町アートフェスティバル:ギャラリーSHIMIZU/神奈川県
    「街の灯」展:仙台アーティストランプレイス/宮城県
2015 第4回おおたビエンナーレ(‘17):太田市学習文化センター/群馬県
   「見つめる」:神奈川県民ホールギャラリー/神奈川県
    小田原ビエンナーレ:ギャラリー新九郎/神奈川県
2017 美術市場:新斎ホール/岩手県
   「SHELVESⅡ」オリエ・小オブジェ:オリエアート・ギャラリー/東京都
2018 五月の風展:ギャラリーアーチストスペース/東京都
     抽象芸術へのいざない:那賀川町馬頭広重美術館/栃木県
2019  交差するエナジ=展:ギャルリー志門/東京都

<archive>磯崎式子展

2020

2020年10月12日(月)-10月17日(土)

360° パノラマ会場風景









ギャラリートーク













会場風景 ―形—

(左から)「行き交う形」2019年 P120 号 鉛筆、アルシュ紙   ¥ 1,000,000(税別)

(中)「響きあうもの」2019年  115x114cm 鉛筆、アルシュ紙   ¥ 800,000(税別)

(右)「遊離する形」2016年 155x114cm 鉛筆、アルシュ紙    ¥ 800,000(税別)









会場風景 -銀色の序章—

(左から)「銀色の序章 Ⅰ」2015年  P120 号 鉛筆 アルシュ紙   ¥ 1,000,000(税別)

「銀色の序章 Ⅳ」2017年 P120 号  鉛筆 アルシュ紙  ¥ 1,000,000(税別)

「銀色の序章 Ⅴ」2018年  P120 号 鉛筆 アルシュ紙  ¥ 1,000,000(税別)

「銀色の序章 Ⅵ」2019年 P120 号 鉛筆 アルシュ紙   ¥ 1,000,000(税別)





小品

(右)モチーフとなるオブジェ(磯崎式子作)









(左から)「回転する花」2020年 B4  鉛筆、金箔、アルシュ紙    ¥ 42,000(税別)

「宙の形」 2020年 B4  鉛筆、金箔、アルシュ紙   ¥ 42,000(税別)

「エンジェルトランペット」 2020年 B4  鉛筆、金箔、アルシュ紙    ¥ 42,000(税別)

「KATACHI Ⅲ」 2020年  B4  鉛筆、金箔、アルシュ紙    ¥ 42,000(税別)

「KATACHI Ⅴ」 2020年 B4   鉛筆、金箔、アルシュ紙   ¥ 42,000(税別)













>>>作品を予約する

※価格は2020年10月現在。













磯崎 式子 Shikiko Isozaki  略歴
富山県生まれ
女子美術大学 芸術学部芸術学科造形学専攻 卒業

【個展】
2020 ギャルリ―志門(東京/銀座)

【グループ展】
2011 美術の祭典東京展(東京都美術館)(~‘17)
2014 環太平洋展(黒竜江省美術館/中国ほか)(~‘16)
2015 マリンバと絵画のコラボレーション(東京文化会館ほか)(~2016) 
2015 一陽展(国立新美術館/東京)、一陽会東京展(東京都美術館) ~以降毎年
2018 第7回「ドローイングとは何か」入賞・入選作品展(ギャルリ―志門/銀座)
2019 磯崎式子・清野和正二人展(第7回「ドローイングとは何か」展準大賞受賞記念)(ギャルリ―志門/東京・銀座)
その他 多数

【賞歴】
2012 第38回 美術の祭典東京展 優秀賞
2015 第14回 環太平洋展 カナダ国際文化交流協会賞
     第19回 一陽会東京展 東京一陽賞
     第61回 一陽展 特待賞
2017 第63回一陽展 一陽賞
2018 第7回「ドローイングとは何か」展準大賞受賞

<archive>吉永美帆子展

2020

-タイルの美学、絵の幾何学-

2020年10月5日(月)-10月10日(土)













360°パノラマ会場風景はこちらから。

http://art-museum.main.jp/jam_live2020/shimon73/panorama/





































会場風景
















上(左から)「ウーシア ousia」No.1  No.2  No.3  No.4 各¥80,000(税別)

下(左から)「ウーシア ousia」No.5   No.6   No.7  No.8  各¥80,000(税別)

































>>>作品を購入する

※価格は2020年10月現在。

















吉永美帆子 (Yoshinaga Mihoko)
1979年、東京都出身。武蔵野美術大学油絵学科卒業。
タイル作家、タイル職人、絵付け師。
空間の意匠や装飾性によって生まれる新しい景色を探求するためタイルの絵付けを始める。しかし半製品のタイルを制作するだけでは飽き足らず、自ら空間におさめたいと考え、Euclidでタイル絵付けを担当しつつ、施工を見習い中。新しい景色をつくることで、空間全面に貼られた1ピースのタイルのように、豊かな暮らしの1ピースを埋めていきたい。 ___Certificate:2級タイル張り技能士


<archive>石井抱旦展 小泉晋弥企画『空と縁起』vol.2

2020

9月28日(月)-10月3日(土)





































































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※価格は2020年10月現在。

















空と縁起

 仏教が「空」を最重要の概念としたのは、煩悩を絶つための方便だっただろう。煩悩は、「自分の思いの通りに世の中が運んで行かない」という状況が生み出す。しかし、それは単に「自分の思い」から見た世界であって、人間は自分の都合で作った○○主義などという見方で世界と向き合っている。元来すべては「空」だと気付いたとき、自己と世界は全く新しい様相で再び関係を結び始める。自分を含めて、あらゆるものが生まれ変っていくように感じられる。その状態を「縁起」と呼んだのだ。

 仏の教えは、その見方をやめ新しい縁起により世界に向かえということだ。この教えに従えば、画家の仕事もキャンバスや画用紙の上で作品ごとに、現実世界を「空」と化し、新しい縁を生起させていることなのだと見えてくる。

                       *

 石井抱旦は、書という近代美術の中では納まりの悪いジャンルで活躍してきた。前衛書という形で美術の分野で書が認められるようになったのは戦後のことだ。それも浮世絵と同様、外国での高い評価の故であった。明治以来「書は美術ならず」(岡倉天心は、それを論破していたが…)として近代化にまい進してきた日本の美術界にとって、ハーバート・リードの『近代絵画史』(1968年)に唯一図版が掲載された日本人の作品が書であったという皮肉。文字として見ないことによって書が美術と認められたということではない。書≠美術という近代の枠組みを「空」とすることで、美術に新しい景色が見えてきたのだ。

 逆にいうと書の界隈にもそれが出現していたはずなのだが、筆者にはなかなかそうは感じられない。だから石井が、書と美術の枠を軽々と飛び越えていることは刮目すべきなのだと思う。彼の作品は近代美術の「自己表現」という強固な枠をも「空」とする。

 石井の方法は、簡単にいえばステイング技法—絵の具を流れるに任せる—というものだ。ベースに紙やキャンバスではなく、アクリル板を選んだのは、顔料の動きをできるだけ自由にさせるためだが、それを人為的と見るべきではなく、神降ろしのための舞台を整えたととらえるべきだろう。その上で造形が人間と自然の協働の証となりえた姿として出現する。

                      **

 松林彩子は、理系の大学卒業後に絵画を学び始めた。理系という極を得ることによって、感性が反発してはじき出されたのだろうか。彼女の絵には、感情を開放したアンフォルメルのようなスタイルとはうらはらに、合理的な軸が感じられる。その合理性は、科学者が行う地道なフィールドワークや実験のようなスケッチに支えられているようだ。

 「スケッチが1000枚を超えたあたりから、絵が出来上がってきた」という言葉に誘われて数冊のスケッチ帖をめくると、ほとんどは作家の暮らす、川崎市北部の住宅団地の風景だった。多摩川支流の小河川が作った谷の両側を埋め尽くして住宅が段々畑のように建て込んでいる。(筆者が訪ねたとき、谷を挟んだ向かい側の斜面では、建物群のあいだで桃畑が一筋、マゼンタ色の鮮やかな花を咲かせていた。)スケッチが1000枚を超えたとき、風景の中の建物と木立という枠が「空」となり、幾何学形と不定形のせめぎ合う画面が出現した。風景が「縁起」となったといえるだろう。

 その「縁起」はキャンバスの上では、絵の具の物質として手応えのある固まりと、生命力あふれる筆の動きがぶつかり合う世界として、拡大され抽象化されて表現されている。作者の生活する日常風景が描かれているのだが、そのまま物質とエネルギーがせめぎ合う宇宙の現れであることを感じさせる。これは禅的な「空と縁起」の世界観といえるだろう。

                小泉晋弥(茨城大学名誉教授・美術評論家)

                 





























石井抱旦 略歴

1947年 山形県生まれ
1974~ グループ展(東京銀座十字屋ギャラリーほか) 以後毎年開催
1980~ 海外展(ヨーロッパ巡回展・アメリカ巡回展・北京展・ベルリン展・ソウル展・パリ、ニューヨーク展など)
1990~ 個展(茅ケ崎市文化会館/ギャルリ―志門、銀座など9回)
2008~ Ten-ten(銀座洋協ホール/横浜赤レンガ倉庫/札幌コンチネンタルG/鎌倉芸術館11回)*企画主宰
2009  茅ケ崎の書展 井上有一・水越茅村・石井抱旦(茅ケ崎市美術館)
「神奈川の歴史上の人物100人」の一人「藤間柳庵 生誕・終焉の地」碑文揮毫
2010  茅ケ崎市立東海岸小学校校歌「岩谷時子 作詞・弾厚作 作曲」碑文揮毫
2013  第3回ドローイングとは何か展(ギャルリ―志門/銀座)*入選
2013~ 日・米美術交流展(金沢/東京/アメリカ)3回
2014  東アジア文化都市2014 日中韓“書”の交流(総持寺/横浜)
2015  東アジア文化都市2015(光州市国立アジア文化殿堂/韓国) *招待出品
2017  第15回NAU20世紀美術連立展(国立新美術館) *奨励賞受賞
2018  第16回NAU20世紀美術連立展(国立新美術館) *個展企画
2019  Ten-ten2019 in 横浜赤レンガ倉庫-両極の書- *企画
2020  Ten-ten2020 in 横浜赤レンガ倉庫-筆と腕- *企画
2020 小泉晋弥企画「空と縁起」Vol.2 石井抱旦展(ギャルリー志門/銀座)

パブリックコレクション
茅ケ崎市美術館・北京國粋美術館・物波空間(ソウル)・中国友諠館 ほか多数

News

第9回「ドローイングとは何か」入賞・入選作品展は2021年1月26日を以て終了させて頂きました。





コロナ禍の中ご来館頂きました皆様、インターネットを通して応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。

会場の様子はYouTubeとパノラマ画像にアップさせて頂きました。お時間のある時にでもご高覧頂ければ幸いです。









パノラマ画像

http://art-museum.main.jp/jam_live2021/drawing2021 

 

第9回「ドローイングとは何か」入賞入選作品展

大賞:清野和正「かけがえのないもの3」

第9回「ドローイングとは何か」入賞・入選作品展

会場:東京都美術館 ギャラリーB(地下3階)

会期:2021年1月20日(水)ー1月26日(火)

時間:9:30ー17:30(入場は17:00まで)最終日9:00ー14:30(入場は14:00まで)会期中無休

観覧料:無料









公式ホームぺージ

http://drawing-exhibition.blogspot.com/





















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News

第9回「ドローイングとは何か」展   於:東京都美術館  

大賞決定!

大 賞:清野和正「かけがえのないもの3」KMKケント紙・鉛筆 100×80.3cm





準大賞:酒井 崇 「土の記憶」 和紙・ボールペン  91.0x116cm

準大賞:相馬 亮 「私だって飛べるはず」 鉛筆・木炭・ジェッソ・水彩   62.0x112cm

審査員特別賞:郭 嘉鑫(カク・カキン)「砂時計Ⅱ」木口木版 120x9cm


公式サイト http://drawing-exhibition.blogspot.com/





なお、入賞・入選作品は2021年1月20日(水)ー1月26日(火) 東京都美術館にて展示いたします。(1月19日(火)はプレオープン関係者のみ、一般公開は1月20日(水)9:30.amより)

News

オンライン講演会 参加者募集  終了いたしました。

●テーマ:『空と縁起』

●パネリスト:小泉晋弥氏(茨城大学名誉教授・美術評論家)+松林彩子・石井抱旦

●日時:2020年9月26日(土)14:00~開始

●人数:100名まで参加できます。無料

【講演会メニュー】
14:00~14:40 小泉晋弥先生・基調講演 『空と縁起』(40分)
5分休憩
14:45~15:25 小泉晋弥 vs 出品作家(松林彩子・石井抱旦)の対談 (40分)
5分休憩
15:30~16:00 質疑応答(30分)

●お申込み:ギャルリ―志門まで  g-simon@bu.iij4u.or.jp  終了いたしました。

『空と縁起』—新たな共生の芸術をもとめて

《21世紀を生きるために》

 2017年に作成された映画「ヨーゼフ・ボイスは挑発する」が今年日本各地で上映された。他界してから30年以上経てボイスが再評価されるのは、世界がポストモダン以後の混迷をまだ抜け出せていないためだろう。そのボイスの眼差しの先にいるシュタイナーは、西洋的哲学に東洋的宗教の魂を吹き込もうとしていた。彼らを貫く新たなヘレニズムというべき東西思想の融合過程が見えてくる。私たちは、仏教の側から西洋思想を見直すことができる。仏教の重要概念である「空」は、「万物はすべて因縁によって起こる仮の相で実体がないということ」を一言で表している。そして「無数の因縁によって万物が起こる」状態を「縁起」という。この世のすべては「空」であり「縁起」(関係の過程)によって出現し存在するということだ。この見方は、芸術の価値は作品自体にではなく、作品を生み出すプロセスそのものにあるというボイスの態度に重なる。かつて岡倉天心は、歴史とは死物ではなく「自分の体の中で、活動しつつあるものだ」といった。仏教的思想を通して、ボイス、シュタイナーにつらなる歴史を生きる芸術をめざしたい。

茨城大学名誉教授・美術評論家 小泉晋弥(2019年)

松林彩子展 「空と縁起」Vol.1 2020年9月21日(月)-9月26日(土) こちらからご覧になれます。

石井抱旦展 「空と縁起」Vol.2 2020年9月28日(月)-10月3日(土) こちらからご覧になれます。





<archive>松林彩子展 小泉晋弥企画『空と縁起』vol.1

2020

9月21日(月)-9月26日(土)









(左)「話をしないワケ」2020 1620×1940mm キャンバスにアクリル・クレパス  応相談

(右)「モノローグ」2020 1620×1303mm キャンバスにアクリル・クレパス  応相談









(左から)「空想・夢想と日常の中のアレ」2020  530×410mm  パネルに紙、アクリル・クレパス  ¥72.000(税別)

「(round about)」2018-2020 727×606mm キャンバスにアクリル・クレパス ¥150.000(税別)

「hide-and-seek」2020 900×650mm キャンバスにアクリル・クレパス  ¥200.000(税別)

「monologue」2020 910×727mm  キャンバスにアクリル・クレパス  ¥200.000(税別)

















「顔シリーズ “Face”」2019-2020  543×393mm  紙にアクリル、クレパス  各¥12.000(税別)









(左から)「ドローイング」no.0  2020年作 258×365mm   紙にアクリル・クレパス  ¥12.000円(税別) 売約済み

「ドローイング」no.96  2020年作 258×365mm   紙にアクリル・クレパス  ¥12.000円(税別)

「音楽シリーズ“contrast”」2020 240×300mm キャンバスにアクリル・クレパス  ¥30.000(税別)

「closer20-34」2019-2020  410×318mm パネルに紙、アクリル、クレパス  ¥48.000(税別)

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※価格は2020年9月現在。





























空と縁起

 仏教が「空」を最重要の概念としたのは、煩悩を絶つための方便だっただろう。煩悩は、「自分の思いの通りに世の中が運んで行かない」という状況が生み出す。しかし、それは単に「自分の思い」から見た世界であって、人間は自分の都合で作った○○主義などという見方で世界と向き合っている。元来すべては「空」だと気付いたとき、自己と世界は全く新しい様相で再び関係を結び始める。自分を含めて、あらゆるものが生まれ変っていくように感じられる。その状態を「縁起」と呼んだのだ。

 仏の教えは、その見方をやめ新しい縁起により世界に向かえということだ。この教えに従えば、画家の仕事もキャンバスや画用紙の上で作品ごとに、現実世界を「空」と化し、新しい縁を生起させていることなのだと見えてくる。

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 石井抱旦は、書という近代美術の中では納まりの悪いジャンルで活躍してきた。前衛書という形で美術の分野で書が認められるようになったのは戦後のことだ。それも浮世絵と同様、外国での高い評価の故であった。明治以来「書は美術ならず」(岡倉天心は、それを論破していたが…)として近代化にまい進してきた日本の美術界にとって、ハーバート・リードの『近代絵画史』(1968年)に唯一図版が掲載された日本人の作品が書であったという皮肉。文字として見ないことによって書が美術と認められたということではない。書≠美術という近代の枠組みを「空」とすることで、美術に新しい景色が見えてきたのだ。

 逆にいうと書の界隈にもそれが出現していたはずなのだが、筆者にはなかなかそうは感じられない。だから石井が、書と美術の枠を軽々と飛び越えていることは刮目すべきなのだと思う。彼の作品は近代美術の「自己表現」という強固な枠をも「空」とする。

 石井の方法は、簡単にいえばステイング技法—絵の具を流れるに任せる—というものだ。ベースに紙やキャンバスではなく、アクリル板を選んだのは、顔料の動きをできるだけ自由にさせるためだが、それを人為的と見るべきではなく、神降ろしのための舞台を整えたととらえるべきだろう。その上で造形が人間と自然の協働の証となりえた姿として出現する。

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 松林彩子は、理系の大学卒業後に絵画を学び始めた。理系という極を得ることによって、感性が反発してはじき出されたのだろうか。彼女の絵には、感情を開放したアンフォルメルのようなスタイルとはうらはらに、合理的な軸が感じられる。その合理性は、科学者が行う地道なフィールドワークや実験のようなスケッチに支えられているようだ。

 「スケッチが1000枚を超えたあたりから、絵が出来上がってきた」という言葉に誘われて数冊のスケッチ帖をめくると、ほとんどは作家の暮らす、川崎市北部の住宅団地の風景だった。多摩川支流の小河川が作った谷の両側を埋め尽くして住宅が段々畑のように建て込んでいる。(筆者が訪ねたとき、谷を挟んだ向かい側の斜面では、建物群のあいだで桃畑が一筋、マゼンタ色の鮮やかな花を咲かせていた。)スケッチが1000枚を超えたとき、風景の中の建物と木立という枠が「空」となり、幾何学形と不定形のせめぎ合う画面が出現した。風景が「縁起」となったといえるだろう。

 その「縁起」はキャンバスの上では、絵の具の物質として手応えのある固まりと、生命力あふれる筆の動きがぶつかり合う世界として、拡大され抽象化されて表現されている。作者の生活する日常風景が描かれているのだが、そのまま物質とエネルギーがせめぎ合う宇宙の現れであることを感じさせる。これは禅的な「空と縁起」の世界観といえるだろう。

                小泉晋弥(茨城大学名誉教授・美術評論家)





















松林彩子   Saiko Matubayashi

東京都生まれ
日本大学生物資源科学部農芸化学科卒業
2010  武蔵野美術大学造形学部通信教育課程油絵学科卒業

【個展】
2015 松林彩子展(櫟画廊/銀座)(’15,’16,’17,’18)
2017 松林彩子展(K’s Gallery-an/銀座)
   -face- (Galley G2/銀座)
2020 銀座スルガ台画廊
2020 小泉晋弥企画『空と縁起』vol.1 松林彩子展(ギャルリー志門/銀座)

【グループ展】
2011 .kom展(~’16 ギャラリー絵夢/新宿、ギャラリー暁/銀座)
2013 国展絵画部企画展示”新しい眼”(国立新美術館)
2014 国展入選(~’19)
    Zero Art -Japanese artist group exhibition (Hpgrp Gallery/N.Y. 米国)
2016 未来抽象芸術展(全労済ホール・スペースゼロ/新宿)(’16,’17,’18,’19)
2017 景の接触展(コート・ギャラリー国立/国立)
2019 .kom展(銀座スルガ台画廊)
    art KARLSRUHE (Karlsruhe /Germany)
    世代を超えて二人展 石原章吾・松林彩子(K’s Gallery、K’s Gallery-an)
    未来抽象芸術展&Zero-K (せんだいメディアテーク ギャラリーb)
その他グループ展多数

<archive>サカイトシノリ展

2020

2020年9月14日(月)-9月19日(土)

”MENTON”crossing Côte d’ Azur 「積なる刻ーとき」









”MENTON” crossing côte d’ Azur 

積なるとき

伊仏の国境、マントンに行ってきた。街中にボンジョルノが聞こえ、歩いてイタリアに行ける海岸の街だ。アルプスからの山々が迫り「鷹巣の村」が散在し、眼下にはコートダジュールの海が広がる。知的なラテンの解放感が心地よい街だった。今後の新展開を感じて帰国へ。しかし、新年早々、コロナ禍が拡大するに従い、絵が閉じ込めようともがく。密度が集中し具現化していった。一度はやらねばと思っていた世界だ、やりきったとしよう。これでスッキリ次にいけるさ。コロナとともに。      

  Stayed in FRANCE & ITALY 2019

















































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※売約済みの場合はご容赦ください。価格は2020年9月現在。









★★★
















<プロフィール>

1958 北海道旭川市生まれ
1983 武蔵野美術大学卒業
●受賞
1984 <モダンアート展>新人賞 東京都美術館
    <埼玉現代美術の祭典>大賞 埼玉県立近代美術館
1985 <吉原治良賞美術コンクール>優秀賞 大阪府立現代美術センター
    <現代日本代表作家展>ミロ賞 スペイン王立美術館
    <モダンアート展>奨励賞 東京都美術館
1987 <モダンアート展>協会賞・安田火災美術財団奨励賞 東京都美術館
    <日本現代美術展>佳作賞・富山県立近代美術館賞 東京都美術館
1988 <第8回現代日本絵画展>宇部興産株式会社賞 宇部市文化会館(山口)
1989 <吉原治良賞コンクール>優秀賞・大阪府立現代美術センター
1990 <第9回現代日本絵画展>テレビ山口株式会社賞・宇部市文化会館
●個展
1983 銀座スルガ台画廊(東京)
1984 ルナミ画廊(東京)
1985 ルナミ画廊(東京)
    埼玉県立近代美術館(浦和)
1986 村松画廊(東京)
1988 銀庫煉瓦画廊(東京)
    ギャラリーαM(東京〕
1989 村松画廊(東京)
1991 クレオギャラリー(札幌)
1995 村松画廊(東京)
1996 巷房 東京
2000 巷房 東京
2003 巷房 東京
2004 小野画廊 東京
2005 KEY gallery(東京)
2006 ギャラリー絵夢(東京・新宿)
    すどう美術館(東京)
2008 アートスペースキムラ ASK?(東京)
    デザインギャラリー 蔵囲夢(旭川)
2009~19 アートスペースキムラ ASK?(東京)
2018 道新ギャラリー(札幌)
●展示会
2012… アジア画廊アートフェア/上海(AGAF)、上海アートフェア(SAF)
2013… 韓国国際アートフェア/ソウル(KIAF)、上海アートフェア(SAF)、ART OSAKA
2014… 韓国国際アートフェア/ソウル(KIAF)、上海アートフェア(SAF)、ART OSAKA
2015… Affordable Art Fair/ソウル(AAFK)
2016… 韓国国際アートフェア/ソウル(AAFK)
2017… ソウルアートフェア/ソウル(AHAF)
2019… ART FORMOSA/台北









<archive>第6回 文学と版画展—文学へのオマージュ—

2020

9月7日(月)-9月12日(土)





























































































































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※価格は2020年9月現在。





















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<archive>【画廊企画】倉田和夫・松尾奈保二人展 第8回「ドローイングとは何か」展準大賞受賞記念

2020

8月31日(月)-9月5日(土)





松尾奈保

(左)「そこにいて うごめくもの ver.1」M30(91.0x60.6 cm) パネル、ジェッソ、鉛筆、墨汁、木炭、チャコペン  第8回「ドローイングとは何か」展準大賞受賞作   非売

(右)「そこにいて うごめくもの ver.2」S30(91.0×91.0cm) パネル、ジェッソ、鉛筆、墨汁、木炭、チャコペン   ¥780,000(税別)

(左)「ごっこあそび ver.1」F6(41.0×31.8cm) パネル、ジェッソ、油   ¥180,000(税別)

(中)「ごっこあそび ver.2」F6(41.0×31.8cm) パネル、ジェッソ、鉛筆、墨汁、木炭、チャコペン   ¥180,000(税別)売約済み

(右)「ごっこあそび ver.3」F6(41.0×31.8cm) パネル、ジェッソ、鉛筆、墨汁、木炭、チャコペン   ¥180,000(税別)

(左)「あなたの内側に佇み」F3(27.3×22.0cm) パネル、ジェッソ、油彩   ¥105,000(税別)売約済み

(右)「moment ver.1」F10(45.5×53.0cm) パネル、ジェッソ、鉛筆、墨汁、木炭、チャコペン   ¥300,000(税別)









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松尾奈保  Naho Matsuo  略歴

1996 京都府生まれ
2019 広島市立大学芸術学部美術学科油絵専攻卒業
現在 広島市立大学大学院芸術学研究科造形芸術専攻在学中

【グループ展】
2018年 641諏訪敦研究室特別講義「篠田教夫鉛筆画の臨界点」成果展(東邦アート/東京)
2019 犀の角たち(ギャラリーアートもりもと/東京)
2019 第8回「ドローイングとは何か」展入賞・入選作品展(ギャルリ―志門/東京)
2019 未来展(日動画廊/東京)
2020 倉田和夫・松尾奈保二人展(ギャルリ―志門/東京) 

【賞歴】2013 第35回美工作品展 京都市長賞
2019 第22回広島市立大学芸術学部卒業・修了作品展 優秀賞・芸術資料館買い上げ
2019 第8回「ドローイングとは何か」展準大賞

【収蔵】広島市立大学芸術資料館(広島)













倉田和夫

(左)「BREAD.19-9」2019 74×91cm  鉛筆、ガッシュ、水彩紙  第8回「ドローイングとは何か」展準大賞受賞作   ¥400,000(税別)

(右)(右)「BREAD.116」2020 70×91cm  鉛筆、ガッシュ、水彩紙   ¥400,000(税別)

(左)「BREAD.120」2020 76×100cm  鉛筆、ガッシュ、水彩紙    ¥500,000(税別)

(右)「BREAD.118」2020  76×100cm  鉛筆、ガッシュ、水彩紙   ¥500,000(税別)













(左)「BREAD.112」2020 50×73cm  鉛筆、ガッシュ、水彩紙   ¥300,000(税別)

(右)「BREAD.122」2020 45.5×53cm  鉛筆、ガッシュ、水彩紙  200,000円(税別)









「BREAD.113」2020 32.5×91cm  鉛筆、ガッシュ、水彩紙   ¥300,000(税別)

















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倉田和夫  Kazuo Kurata

1950年 広島県生まれ
1976 創形美術学校版画科中退

【個展】
2012 日本橋三越本店美術サロン
2015 日本橋三越本店美術サロン
2018 日本橋三越本店美術サロン
2020 小田急百貨店(東京新宿)
他 多数

【グループ展】
197 7第13回現代日本美術展
1978 第1回ジャパンエンバ美術コンクール(‘91 ‘93)
1985 東京セントラル美術館油絵大賞展(‘93)
1992 第1回小磯良平大賞展
1993 第3回浅井忠記念賞展
1997 第6回リキテックスビエンナーレ‘15 FACE展(‘17 ‘20)
2019 第8回「ドローイングとは何か」展入賞・入選作品展(ギャルリ―志門/東京)
2020 倉田和夫・松尾奈保二人展(ギャルリ―志門/東京)
その他 多数

【賞歴】
1992 第1回林武賞展優秀賞 第4回春日水彩画展大賞
1993 人間賛歌大賞展奨励賞
2015 FACE展オーディエンス賞 アートオリンピア審査員特別賞
2019 第8回「ドローイングとは何か」展準大賞
2019 第5回宮本三郎記念デッサン大賞展佳作賞

安藤榮作/Eisaku Ando

Artist









もひかん 2009 クヌギ 150,000円(税別)  ※平櫛田中美術館出品作品
セシウムイーター 2014 ブロンズ  143,000円(税別)
横向き壁ドンマン 2017 クス 200,000円(税別)
横向き腕立てマン(大) 2017 w700×d310×h180  クス  300,000円(税別)
横向き腕立てマン(小) 2017 クス  180,000円(税別)

ギャラリーbarにて展示 2019年個展













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【予告】

安藤榮作彫刻展 ―Dedicate to noble souls- ギャルリー志門35周年記念特別企画・第3弾  2022年11月21日(月)-12月3日(土)日休

【過去の展覧会】

安藤榮作・長谷川浩子二人展 ―MILESTONE-  2021年

安藤榮作 彫刻 展 2019年

安藤栄作 彫刻 展 ―狛なかま― 2017年

安藤栄作展 ―子供たちが教えてくれたこと― 2015年

安藤榮作 新作 展 ―AFFECTION-  2014年

安藤栄作 ドローイング&彫刻 展 2012年

安藤栄作新作彫刻展 —Age of Soul— 2011年

安藤榮作・長谷川浩子二人展 -COSMIC SPIRIT- 2011年

安藤栄作展 小泉晋弥企画天の果実—新たな共生の芸術をもとめて―・シュタイナーと考える」vol.2  2009年









略歴 pdf

























































<archive>第5回「撫子祭り」展 美術文化の仲間たち

2020

8月24日(月)-8月29日(土)





【出品作家】伊沢 寿子/伊藤 行子/上田 真澄/大知三枝子/岡本真貴子/栗野 照子/片山 久美子/近藤 頼有子/斉木 章代/直原 清美/志波美弥子/柴田 洋子/鶴岡 慶子/中尾範子/西嶋 好美/信岡和恵/水こし町子/椋野 茂美/村上 まゆみ/八木 泉/山口裕美子/横山 美知子/吉川 幸恵

以下工事中 しばらくおまちください。

<archive>「コロナ封じ!アマビエ」展

2020

8月17日(月)-8月22日(金)

自宅に居ながら【観る】【予約】【購入】ができます。展覧会が終了してもご購入できます。

http://simon1987.livedoor.blog/





【出品作家】

秋ゆかり/阿部アヤ/石川忍生/石黒喜子/井上一光/今井聖子/今村園子/内田 信/大金郁子/大知美知子/大庭英治/尾崎悦子/小原義也/甲斐めぐみ/影山あつ子/柏木喜久子/紀井 學/黒田周暉/五島秀明/小杉徳子/小鶴幸一/小堀令子/斉藤郷子/斎藤矢寸子/さとうのりこ/柴田洋子/杉山子英子/田辺 修/堤 悦子/鶴見厚子/布施木多恵子/松岡曉子/美濃部民子/箕輪香名子/森三千代/八木 泉/わだまさと   (賛助出品)安藤榮作/渡辺豊重

この作品を予約する>>>http://simon1987.livedoor.blog/archives/6966526.html










<archive>10人のアーチスト展

2020

2020年8月3日(月)-8月8日(土)
【出品作家】
荒井喜好/石黒喜子/岡本真実/木村市松/小林幸雄
田中 勇/田原夏紀 /刀根千賀子/安田菜摘/渡辺泰史









以下工事中 しばらくおまちください。










<archive>PRINTS 7 EXHIBITION 版画7人展

2020

2020年7月20日(月)-8月1日(土)日休み
11:00-19:00(最終日17:00)
【出品作家】
飯島真子/犬飼三千子/笠井順子/笠井直美/杉本美子/中野 年/和田喜代









以下工事中 しばらくおまちください。










<activities>COVID-19 アーチストの視点展

2020

2020年7月6日(月)-7月18日(土)日休み 

時間/11:00ー19:00(最終日17:00)

自宅に居ながら【観る【予約】【購入】ができます。105点

https://galeriesimon.blog.fc2.com/









  

「COVID-19 アーチストの視点 2020」展へようこそ

たった数か月で世界情勢を大きく変えたコロナ禍。私たちは人類史上未曽有の局面に居合わせています。

アーチストたちはこのような状況をどのように感じているのでしょうか。自粛生活の中でも希望を失わずに描き続けた105人の作家たちの新作を発表します。

上記URLは展覧会出品の全作品をアップしております。自宅に居たまま全作品を観ることが出来ます。

予約・ご購入も可能です。作品ご希望の方は 予約する からお申込みください。













展覧会終了後もご購入を承っております。 予約する 













参加作家  https://galeriesimon.blog.fc2.com/

<archive>第10回 墨の表現 展

2020

2020年6月27日(月)-7月4日(土)日休み
11:00-19:00(最終日17:00)
【出品作家】
石川 功、磯崎式子、内田 信、置鮎早智恵、尾崎悦子、園城寺建治、楠本恵子、近藤あき子、佐々順子、多田洋子、田中正巳、鶴巻美智子、中島けいきょう、深尾良子、藤貫喜由子、舩坂芳助、箕輪香名子、森 三千代、山本裕子、わかなみえ









<archive>MAJU展

2020

2020年6月8日(月)ー6月13日(土)

【出品作家】本田 崇/町田美野/大坂祥春

以下工事中 しばらくお待ちください。

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