「2021年3月」の記事一覧(2 / 2ページ目)

<archive>交叉するエナジー展

2021

2021年5月10日(月)ー5月15日(土)→下記の通り延期しました。

6月14日(月)- 6月19日(水)

【参加作家】

秋山 潔/浅野庚一/阿津美知子/伊藤洋子/一ノ瀬智恵乎/犬飼三千子/海老塚耕一/大北利根子/大島由美子/小原義也/河口 聖/北川順一郎/木下 宏/楠本恵子/五島三子男/小鶴幸一/小堀令子/櫻井かえで/高橋俊明/田鶴濱洋一郎/建畠朔弥/常松 大純/鶴巻美智子/出店久夫/中島けいきょう/中谷欣也/中村ミナト/中村陽子/舩坂芳助/桝本純子/宮本 和雄/三輪 暁/望月菊麿/柳川貴司/山縣壽夫/山口 俊朗/湯沢悦木/湯村 光/吉本義人

渡辺豊重(賛助出品)





会場風景





















DM

<archive>上林礼和展

2021

― My growing road ― 私の変わっていく道〜偶像から抽象へ〜

2021年6月7日(月)ー6月12日(土)

①「ベネチアの夢~ベネチア/イタリア~」2007年 P25  ミクストメディア(油絵具,石膏,砂,キャンバス,革,スチレンボード) 130,000円(税別)
②「BLUE BUDDA Ⅰ」2014年 P4 ミクストメディア(油絵具,石膏,砂,スチレンボード) 35,000円(税別)













③「大門~日光輪王寺~」2013年 P20  ミクストメディア(油絵具,石膏,砂,スチレンボード)   130,000円(税別)
④大伽藍~奈良興福寺~」2012年 P20  ミクストメディア(油絵具,石膏,砂,スチレンボード)   100,000円(税別)
「大伽藍~奈良興福寺~」(部分)









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⑤「A-SHURAⅠ ~阿修羅像~」2015年 M10 ミクストメディア(油絵具,スチレンボード,紙,インク)  55,000円(税別)
⑤「A-SHURAⅡ ~阿修羅像~」2015年 S10 ミクストメディア(油絵具,スチレンボード,紙,インク)  60,000円(税別)

⑥「MANDARA~曼荼羅~」2015年 S30 ミクストメディア(油絵具,石膏,砂,スチレンボード,インク) 200,000円(税別)

⑦「SHI-TE-N-NO-U~四天王~」2014年 ミクストメディア(油絵具,銀箔,スチレンボード,紙,インク) 150,000円(税別)
「SHI-TE-N-NO-U~四天王~」(部分)













⑧「Listening to Music」2017年 P20 ミクストメディア(油絵具,アクリル絵具,スチレンボード,紙,インク)   140,000円(税別)
⑨「SENSOJI Temple~浅草寺~」2015年 900×300mm  ミクストメディア(油絵具,石膏,砂,スチレンボード,紙) 90,000円(税別)
⑩「MAI-KO~舞妓~」2016年 P20ミクストメディア(油絵具,石膏,砂,アクリル絵具,スチレンボード,紙,インク)  140,000円(税別)
⑪「SEN-JU WING~千手翼(千手観音像)~」2015年 P20 ミクストメディア(油絵具,石膏,砂,エナメル絵具,スチレンボード,銀箔)140,000円(税別)









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①「Listening to Music」2019年 F3  ミクストメディア(油絵具,石膏,砂,アクリル絵具,スチレンボード,インク)  28,000円(税別)
②「Listening to Music」2018年 P6  ミクストメディア(油絵具,石膏,砂,銀箔,アクリル絵具,スチレンボード,インク)  60,000円(税別)
③「Listening to Music」2018年 P3  ミクストメディア(油絵具,石膏,砂,銀箔,アクリル絵具,スチレンボード) 28,000円(税別)
④「Listening to Music」2018年 P3  ミクストメディア(油絵具,石膏,砂,銀箔,アクリル絵具,スチレンボード,インク)  28,000円(税別)
⑤「Listening to Music」2018年 SM  ミクストメディア(油絵具,ガラス材,アクリル絵具,スチレンボード)  20,000円(税別)
⑥「Listening to Music」2018年 F0  ミクストメディア(油絵具,銀箔,スチレンボード)  12,000円(税別)
⑦「Listening to Music」2018年 F0  ミクストメディア(油絵具,石膏,砂,ガラス材,スチレンボード,キャンバス) 12,000円(税別)













(左から)
⑫「Listening to Music」2019年 P4  ミクストメディア(油絵具,アクリル絵具,スチレンボード,紙)  30,000円(税別)
⑬「Listening to Music」2019年 SM縦  ミクストメディア(油絵具,銀箔,スチレンボード,インク)  16,000円(税別)
⑭「Listening to Music」2019年 P6  ミクストメディア(油絵具,銀箔,スチレンボード,紙,インク)  55,000円(税別)
⑮「Listening to Music」2018年 SM横  ミクストメディア(油絵具,銀箔,スチレンボード,インク)  20,000円(税別)













(左から)
⑯「Listening to Music」2019年 SM  ミクストメディア(油絵具,石膏,砂,スチレンボード,インク))  20,000円(税別)
⑰「Listening to Music」2019年 P6  ミクストメディア(油絵具,石膏,砂,銀箔,スチレンボード,インク)  60,000円(税別)
⑱「Listening to Music」2019年 P25  ミクストメディア(油絵具,石膏,砂,銀箔,スチレンボード,紙,インク) 160,000円(税別)
⑲「HUSHIMI~鳥居 京都伏見稲荷」2013年  F6 ミクストメディア(油絵具,スチレンボード,インク) 45,000円(税別) ●売約済み









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【Statement】
自分は”絵”として描くというより”物としての存在感”に、なぜか強く魅かれます。
数年前は自分の中に流れる”和”をテーマにして、神社仏閣や仏像などを自分のイメージで変換していました。
途中から抽象画を描く機会があり、自分なりの“抽象画のようなもの”を生み出してみました。
ライブをよく観に行くので、自分が興味のある”曲や音楽”を表現してみました。
それ以来、抽象画で”Listening to A Song(ある曲を聴きながら)”浮かんだイメージを制作しています。
素材は、スチレンボードに油絵具で着彩したものや紙のコラージュで、ミクストメディアです。









【略歴】
神奈川県出身

【個展】
2009年 Animals(T-BOX 東京・八重洲)
2010年 上林礼和展(ギャルリー志門 東京・銀座)
2011年 ”和”をかろやかに(ギャルリー志門 東京・銀座)
2012年 ”和 taste”(H.P.DECO好奇心の小部屋 横浜)
     上林礼和展(ギャルリー志門 東京・銀座)
2013年 旅の記憶-モノツクリ(同時代ギャラリー 京都)
2014年 上林礼和展 ~”和”のしらべ~(鎌倉ドゥローイング・ギャラリー 鎌倉)
     上林礼和展 ~ワタシノナカノ”和”ノココロ~(ACT 東京)
2021年 上林礼和展(ギャルリー志門 東京・銀座)

【グループ展】
2000年 五人展(TEPCOギャラリー 東京・渋谷)
2001年~2010年 森野会グループ展(町田市立国際版画美術館 東京・町田)
2005年 森野会小品展(ギャラリー・ヴェルジェ 神奈川・相模原)
2006年 三人展(ギャラリー瀧山 東京・銀座)
     三人展(ギャラリー二桜舎 神奈川・大和)
2007年 二人展(ギャラリーゑいじう 東京・新宿)
     三人展(ギャラリーヴェルジェ 神奈川・相模原)
2008年 グループ展「m-act展」(世田谷美術館区民ギャラリー 東京・世田谷美術館)
2011年 m-act展(フラスコ 東京・神楽坂)
     第2回現代作家オークション展(ギャルリー志門 東京・銀座)
     グループ展「m-act展」(世田谷美術館区民ギャラリー 東京・世田谷美術館)
2012年 m-act展(フラスコ 東京・神楽坂)
     第3回現代作家オークション展(ギャルリー志門 東京・銀座)
2012年 「音楽へのご招待」展CDジャケット・12cmのアート(ギャルリー志門 東京・銀座)
     グループ展「m-act展」(世田谷美術館区民ギャラリー 東京・世田谷美術館)
2013年 m-act展(フラスコ 東京・神楽坂)
     第4回現代作家オークション展(ギャルリー志門 東京・銀座)
     第1回天祭一〇八(増上寺 東京)
2014年 えんぎもの展(白白庵 東京・青山)
     Bridges to Amazon(鎌倉ドゥローイング・ギャラリー,ジャックと豆の木 神奈川・鎌倉)
     みやげもの展(白白庵 東京・日本橋三越)
     第3回天祭一〇八(増上寺 東京)
2015年 第5回現代作家オークション展(ギャルリー志門 東京・銀座)
     祈ノ美 – Incarnations - (渋谷西武美術画廊)
     4-Quartette(ギャルリー志門 東京・銀座)
     ART POINT Selection Ⅴ(GALLERY ART POINT 東京・銀座)
2016年 二人展 せんのたびたびのせん(ギャラリーOGU MAG 東京・東尾久)
     同時代アンデパンダン展(同時代ギャラリー 京都・三条)
     PAINT50 Vol.4(PIギャラリー 愛知・名古屋市)
2017年 二人展 (Aoビル 東京・表参道)
     語る抽象画展vol.5 (ACT 東京)
     二人展 (Aoビル 東京・表参道)
     東京展 第43回 (東京都美術館)
2018年 語る抽象画展vol.6 (ACT 東京)
     5つの軌跡 (檜画廊 東京・神田神保町)
     語る抽象画展vol.7 (ACT 東京)
2019年 語る抽象画展vol.8 (ACT 東京)
     語る抽象画展vol.9 (ACT 東京)
2020年 語る抽象画展vol.10 (ACT 東京)/ 小作品展 (ACT 東京)
2021年 語る抽象画展vol.11 (ACT 東京) 

【公募展】
2005年 神奈川県美術展 入選
2006年 神奈川県美術展 神奈川県立近代美術館賞(買い上げ賞)
2008年 サクラアートサロン絵画大賞展 入選
2008年 神奈川県美術展 入選










<archive>小林辰平展

2021

小林辰平展は、4月26日(月)および 6月1日(火)—6月5日(土)に延期させていただきました。

宮田徹也×小林辰平【対談:裸婦について】6月5日(土)14:00~16:00 予約制です。









(左の図)
「裸 婦」F80  油彩、キャンバス   300,000円(税別)
「先生のオルガン」F50  キャンバスに油彩   200,000円(税別)
「バレリーナNo.1」 P100 油彩、キャンバス   500,000円(税別)
「バレリーナNo.2」M100  油彩、キャンバス   500,000円(税別)









(パステル画)
「バレリーナ」59×44cm パステル30,000円(税別)
「肖像デッサン-1」59×44cm パステル30,000円(税別)
「肖像デッサン-Ⅲ」59×44cm パステル30,000円(税別)
「肖像デッサン-Ⅱ」 53.5×46.5cm  パステル   30,000円(税別)

(油彩)
「S・Aの肖像」F20 油彩、キャンバス100,000円(税別)
「T・Nの肖像-Ⅱ」F20 油彩、キャンバス100,000円(税別)
「T・Nの肖像-1」F20 油彩、キャンバス100,000円(税別)









視線の彼方へ 

小林辰平は医科薬科と共に絵画への道も選び、制作と発表を続けている。小林はfacebookを利用して、作品を随時公開している。毎日ではなくとも、ペースが早い。実直に制作している証である。小林は、何年か振りに個展を開催する。私は、白日会やグループ展に参加した小林の作品を見たことがある。人物を多く描いている。独創的なのは、まずその色である。暖系であっても寒系に見えてくる。小林はムンクやドガ、ゴッホ等の現代美術の黎明期にいる。つまり小林は、現代美術の本来の姿を探求する。次に描かれている者の目付き、雰囲気である。この視線を辿ることによって我々は、人間の根幹を探ることが出来るに違いない。ここに注目して欲しい。 (宮田徹也|日本近代美術思想史研究)













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<archive>Monochrome・白と黒の世界展

2021

2021年4月19日(月)ー4月24日(土)

(左から)

田辺 修 「大地」 27×17cm  墨、和紙

古田由美子 「時の門」 F30 キャンバスに油彩

奥野由利 「言語は迷宮を旅する」 79×62.cm  パネル、キャンバス、油彩、スチール

小鶴幸一 「KOZURU(ホール・コンポジション)」 アルミ版 ヒモ

大島由美子 「Bianca」 ベニヤ、アクリル





















(左から)

深尾良子 「ぱっ」 91×65.2cm 蜜蝋・インク・紙   60,000円(税別)

長沢晋一 「Plate」 102×60cm  黒浜鉄、箔、他

一ノ瀬智恵乎 「ドローイングⅠ」 F30  ユポ紙、リペル、墨  100,000円(税別)

硯川秀人 「PROBLEM」 F30 キャンバス、アクリル  250,000円(税別)





















(左から)
山口健児 「Breath」 木製パネル、ビグメント、水晶末、膠   140,000円(税別)

伊藤泰雅 「結晶する風景・聖原」 93×105mm  油彩、キャンバス  250,000円(税別)

鶴巻美智子 「WORK-1」 F20 版画紙、墨、鉛筆

平塚良一 「無題2021-st13」  103.0×72.8cm 墨液 紙、パネル  320,000円(税別)

相馬 博 「光の世界」 S15(62.2×65.2㎝)  アクリル、キャンバス

















(左から)

藤下 覚 「表層-21」 140×30×2組  ミクストメディア

関原通人 「空間spazio」 41.8×50cm 厚紙、和紙、墨

セキ ジュン 「ウイルスに蝕まれる自由」 F20  キャンバスに油彩













小品(地図・右)

①セキジュン 「マイペースな与太郎」 F3 キャンバスに油彩  30,000円(税別)

②奥野由利 「ある日の言語」 22×22cm   顔料 紙   10,000 円(税別)額無し

③平塚良一 「無題2021YM001」 SM  墨液、紙   18,000円(税別)

④相馬 博 「光の世界」 S0号 アクリル、パネル  30,000円(税別)

⑤長沢晋一 「玄」 22×13㎝  黒浜鉄、箔、他  40,000円(税別)

⑥伊藤泰雅 「結晶する風景・放射」 18.2×18.2×2.2cm   30,000円(税別)

⑦藤下 覚 「表層ー21」 30×30cm ミクストメディア   20,000円(税別)

⑧鶴巻美智子 「WORK-Ⅱ」 F0号 版画紙、墨、鉛筆  12,000円(税別)

⑨一ノ瀬智恵乎 「ドローイング―Ⅱ」 20×23m  ユポ紙、リペル、墨  20,000円(税別)

⑩硯川秀人 「PROBLEM」 F0号  キャンバス、アクリル  15,000円(税別)

⑪山口健児 「Fossil」 18×14cm 木製パネル、ビグメント、水晶末、膠   20,000円(税別)

⑫田辺 修 「大 地」  7.5×10m 和紙、墨    10,000円(税別)

⑬深尾良子 「ぱっ」 2021年 18×14cm  蜜蝋、インク、紙   12,000円(税別)









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小品(左から)
大島由美子 「マド」 23.5×34  ベニヤ   30,000円(税別)

開原通人 「無常」 F3  厚紙、パネル、墨   12,000円(税別)額別

古田由美子 「時の門」 M4  キャンバスに油彩  50,000円(税別)









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<archive>Collaboration 田辺 修×大平 奨

2021

2021年3月22日(月)ー3月27日(土)

古木-田辺修

(左から)

大平 奨    景(KEI)0-10「時の落とし物」   100,000円(税別)

大平 奨    景(KEI)0-9 「時の落とし物」   100,000円(税別)

大平 奨    景(KEI)「時の落とし物」   250,000円(税別)

大平 奨    景(KEI)EN-4        250,000円(税別)









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(左から)

①田辺 修    記憶-6 F3号   8,000円(税別)

②田辺 修    記憶-9  SM  キャンバス 砂 赤糸   6,000円(税別)

③田辺 修    記憶-11  SM   キャンバス 赤糸    6,000円(税別)

③田辺 修    記憶-8   SM   キャンバス 赤糸    6,000円(税別)

④田辺 修    記憶-2   0号  キャンバス 砂 赤糸   5,000円(税別)

④大平 奨    景(KEI)-55   30,000円(税別)

④田辺 修    記憶-1    古木 赤糸   20,000円(税別)

④田辺 修    記憶-0   紙   19.5×14cm 5,000円(税別)

⑤大平 奨    景(KEI)E-54   30,000円(税別)

⑤田辺 修    記憶-9 キャンバス 砂 赤糸    6,000円(税別)

⑤大平 奨    景(KEI)E-56     30,000円(税別)

⑤田辺 修    記憶-7    8,000円(税別)









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(左から)

大平 奨    景(KEI)N-166     140,000円(税別)

大平 奨    景(KEI)N-141   100号

田辺 修    記憶-1    古木 赤糸    20,000円(税別)

田辺 修    記憶-0   紙   19.5×14cm     5,000円(税別)

田辺 修    記憶-5.5  ボード 赤糸  45×30cm      12,000円(税別)









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<archive>古市正彦 日本画 展

2021

2021年3月15日(月)ー3月20日(土)

(左から)

「丘の上の鵜鷺」  F0 和紙、膠、岩絵具    ¥60,000(税別)

「古の道化-華を愛でる図①」   M6 和紙、膠、岩絵具  ¥120,000(税別)

「古の噺-真実の実 」  F50 和紙、クラフト紙、墨、鉛筆、インク、クレヨン

「旅するtsuKiにのって①」    F10 和紙、膠、岩絵具   ¥200,000(税別)

「古の道化-華を愛でる図② 」  SM 和紙、膠、岩絵具  ¥70,000(税別)













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(左から)

「華と道化」  P6 和紙、膠、岩絵具  ¥120,000(税別)

「Time capsule」    F100 和紙、膠、岩絵具

「Mandrake」     SM 和紙、膠、岩絵具    ¥70,000(税別)













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(左から)

「紅と道化①」   M6 和紙、膠、岩絵具   ¥120,000(税別)

「眠る森-うずくまる」   F0 和紙、膠、岩絵具   ¥60,000(税別)

「古の道化-華と愛でる図③」  M6 和紙、膠、岩絵具   ¥120,000(税別)

「旅するtsuKiにのって②」    F10 和紙、膠、岩絵具   ¥200,000(税別)

「雨が降る森」   F10 和紙、膠、岩絵具  ¥200,000(税別)

「眠る森 」   SM 和紙、膠、岩絵具    ¥70,000(税別)













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(左から)

サムホール額無しコーナー  各15,000円

F0号コーナー  各10,000円

ファイル  ドローイング・版画  要お問合せ

日本画  「紅と道化②」M20 和紙、膠、岩絵具  ¥300,000(税別)

日本画  「鳥が生まれる丘 」  F4 和紙、膠、岩絵具   ¥90,000(税別)

日本画  「鳥が生まれる森」   F0 和紙、膠、岩絵具  ¥60,000(税別)













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古市正彦  Masahiko Furuichi
1998 多摩美術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
2000 多摩美術大学大学院美術研究科修了

【個展】
1997 Gallery ARK(横浜)
1999 Gallery ARK(横浜)
2001 ギャラリー石川(横浜)
2005 柴田悦子画廊(銀座)
2006 柴田悦子画廊(銀座)
2006  鶴見画廊(横浜)
2007  ART BOX大賞展準グランプリ受賞記念展
2007  柴田悦子画廊(銀座)
2008  鶴見画廊(横浜)
2009 ART BOX大賞展受賞者インビテーション展
2009  plus#3 ”求愛ダンス” ギャラリー四門(横浜)
2010 「新しい街」 GALERIE SOL(銀座)
2012 f.e.i art gallery(横浜)
2013  ギャラリー仁家(横浜)
2014  Shonandai MY Gallery(六本木)
2018  tsuKiの世界 ギャラリーいろはに(大阪・堺)
2019  Galleryジ・アース(鎌倉)
2020  tsuKiの世界、古の噺 ギャラリーいろはに(大阪)
2021  鶴見画廊(横浜)
2021 ギャルリ―志門(銀座)

【グループ展】
1995 グループ展 Big West(八王子そごう)
   神奈川県美術展(県民ホールギャラリー)
1996 グループ展 Big West(八王子そごう)
   県展
   八王子丸井店内作品展示イベント参加
1997 上野の森美術館大賞展(上野の森美術館)
   国際瀧冨士美術賞(日本交通文化協会)
   ハマ展
1998 ハマ展
1999 佐藤国際文化育英財団奨学生展(佐藤美術館)
   ハマ展 協会賞
2000 佐藤美術館コレクション展(佐藤美術館)
   多摩総合美術展
   福井サムホール展 福井新聞社賞
   ハマ展受賞者展 万国橋画廊(横浜)
   鎌倉美術展 奨励賞
   神奈川県美術展(県民ホールギャラリー)
   現代美術小品展 小野画廊(銀座)
   二人展 Gallery ARK(横浜)
   ハマ展
   ROTA展 ガレリア セルテ(横浜)
2001 福井サムホール展 
2003 福井サムホール展 奨励賞
    三人展 ギャラリー石川(横浜)
2004 ハマ展
2005 遊星展 ART STEAGE楽(横浜)
   熊谷守一大賞展
2006 花の絵画展 一花一会 ART STUDIO PEACE PORT
   ART BOX大賞展 準グランプリ
   8人展 ギャラリー石川(横浜)
2007 plus#1 柴田悦子画廊(銀座)
   柴田悦子画廊の十年展 柴田悦子画廊(銀座)
   福井サムホール展
   plus#2 鶴見画廊(横浜)
2008  福井サムホール展
   pothook展 鶴見画廊(横浜)
2009 福井サムホール展
   佐藤美術館収蔵品展 Part2 夏の風景(佐藤美術館) 
    神奈川県美術展(県民ホールギャラリー)
   pothook#2 鶴見画廊(横浜)
2010 福井サムホール展
   マコト フジムラVS若手作家(佐藤美術館)
   臥龍桜日本画大賞展
   しんわ美術展
   pothook#3 鶴見画廊(横浜)
2011 福井サムホール展 大賞
   文芸思潮イラスト部門 表紙絵部門 優秀賞
   pothook#4 鶴見画廊(横浜)
2012 UCHIWA SENSU EXHIBITION(FEI ART MUSEUM YOKOHAMA)
   花円舞 HFG Hide Fukasaku Gallery(銀座)
   福井サムホール展 佳作      
   pothook#5 鶴見画廊(横浜)
2013 越後湯沢全国童画展(新潟)
   日本画の様々な表現展-作家の言葉-(FEI ART MUSEUM YOKOHAMA)
   夏のうちわ展(FEI ART MUSEUM YOKOHAMA)
   f.e.i選抜作品展(f.e.i art gallery)
   多摩美術大学校友会神奈川支部展
   pothook#6 鶴見画廊(横浜)
2014 新春万福!お年賀展(FEI ART MUSEUM YOKOHAMA)
   越後湯沢全国童画展(新潟)
   OKIMOCHI展(f.e.i art gallery)
   アニマルマニア(FEI ART MUSEUM YOKOHAMA)
   pothook#7 鶴見画廊(横浜)
2015 新春万福!お年賀展(FEI ART MUSEUM YOKOHAMA)
   はるひ絵画トリエンナーレ(佳作)
   福井サムホール展 佳作
   うちわ展(FEI ART MUSEUM YOKOHAMA)
   pothook#8 鶴見画廊(横浜)
   多摩美術大学校友会神奈川支部展(FEI ART MUSEUM YOKOHAMA)
   しんわ美術展
2016 新春まんぷくお年賀展(FEI ART MUSEUM YOKOHAMA)
   柴田悦子画廊二十周年記念展
   アートムーブ(大阪)
   夏のうちわ展(FEI ART MUSEUM YOKOHAMA)
   福井サムホール展
   多摩美術大学校友会神奈川支部展(FEI ART MUSEUM YOKOHAMA)
   pothook#9 鶴見画廊(横浜)
   蔵書票展 -Exlibris- f.e.i art gallery(横浜)
2017 日本の絵画2016 ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル
    越後湯沢全国童画展 優秀賞
    アート・フェス公募展 三木市立堀光美術館(兵庫県)
    アートムーブ ギャラリーいろはに賞(大阪)
    夏のうちわ展2017(FEI ART MUSEUM YOKOHAMA)
    福井サムホール展 奨励賞
    しんわ美術展 グランプリ
    pothook#10 鶴見画廊(横浜)
2018 越後湯沢全国童画展(新潟)
   水都の風Ⅱ 江之子島文化芸術創造センター(大阪)
   福井サムホール展
   JIA Illustration Award 2018
   多摩美術大学校友会神奈川支部展(FEI ART MUSEUM YOKOHAMA)
   大野城まどかぴあ版画ビエンナーレ(福岡県大野城市)
   一陽展 青麦賞(新国立美術館)
   一陽展 大阪展(大阪市立美術館)
2019 越後湯沢全国童画展(新潟)
    アートムーブ(大阪)
    神奈川一陽展(横浜市民ギャラリー)
    一陽展(国立新美術館)
    FUKUIサムホール美術展in金津創作の森
2020 TKO国際ミニプリント展2020 東京(東京芸術劇場)→京都(アートゾーン神楽岡)→大阪(ギャラリーいろはに)
    FUKUIサムホール美術展in金津創作の森
2021 「ドローイングとは何か」展(東京都美術館ギャラリーB)
   ART MOVE受賞者選抜展 V 2021(ギャラリーいろはに)ART MOVE/ギャラリーいろはに共催

 
【パブリックコレクション】佐藤美術館、福井カルチャーセンター、湯沢町、津山しんわ財団(津山信用金庫)

<archive>第4回「万葉集と日本画」展

2021

2021年3月8日(月)ー3月13日(土)

ゲスト:中島千波

書:熊谷雲炎

※この展覧会は現代の日本画家が万葉集の中から一首選び、その歌からイメージを汲み出して各作家が描いたものです。

中島千波(賛助出品) 「春宵梅」 2020年作  F8    6,400,000円(税別)

ぬばたまの その夜の梅をた忘れて 折らず来にけり 思ひしものを    巻三(三九二)・大宰大監大伴宿禰百代

【現代語訳】
ぬばたまのような暗い夜に咲いていたあの梅の花をつい忘れて手折らずに来てしまった。かねてからあのひとのことを思っていたのに。

【解説】
大伴百代がかねてから大切に思っていた梅の花を手折らずに帰ってきてしまったことを悔やんだ一首ですが、梅の花を想い人に譬えた恋の歌です。「ぬばたま(射干玉)」はヒオウギという草の実のことですが、この実が真っ黒であることから、「ぬばたまの」という「黒」「夜」などにかかる枕詞として用いられるようになりました。
梅は桜と違って日本に自生していた植物ではなくて、その起源は中国だと言われています。万葉時代は梅が渡来して間もない時期であったと考えられ、梅を知るのは貴族など一部の特権階級に限られていました。なので当時未開の地とされた東国で詠まれた東歌には梅は1首も登場しません。高貴な花だったのですね。ちなみに新元号「令和」の出典は万葉集第五巻「梅花歌」の引用です。













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(左)桒原雅美 「強く儚きもの」 M10号 80,000円(税別)

我がやどの 夕蔭草の白露の 消ぬがにもとな 思ほゆるかも    巻四(五九四)笠女郎

【現代語訳】
わが家の庭の夕映えの中に光る草の白露のように消えてしまいそうなほどに心が切なく思われます。

【解説】 笠女郎(かさのいらつめ)が大伴家持に贈った二十四首の相聞歌のうちの一首。 「夕影草(ゆふかげくさ)」は夕日の射す中で光る草。 そんな「わが家の夕映えの中に映える草の白露のように消えてしまいそうなほどあなたを思って切ない心です」と、家持を思う恋心の切なさを訴えかけています。万葉集には多くの恋歌が集録されていますが、そんな中でもこの笠女郎が家持を思って詠んだ一連の恋歌はとくに現在を生きるわれわれに共感させる切ない思いを持っているように思います。

大伴家持は、正妻の坂上大嬢や若い頃に死んだ妾の他にも多くの女性と恋の駆け引きを演じました。家持は自ら女好きの男であったとともに女性からも好かれるタイプだったようです。そんな家持が、何人かの女性との間に交わした相聞歌が万葉集に載せられています。家持の愛した女性たちには優れた歌い手が連なっていました。家持と相聞の歌を交わした女性としては紀女郎や平群の女などいくつかの名があげられますが、歌の技量の点では笠郎女がもっとも優れています。













(右)伊達もくらん 「ゆらり、ゆらり」F10  80,000円(税別)

夢のみに 見てすらここだ恋ふる我は うつつに見てば ましていかにあらむ    巻十一(二五五三)・作者不詳

【現代語訳】
夢の中だけに逢ってもひどく恋い焦がれる私は、もし貴方に本当にお逢いしたら、一体私はどうなるでしょうか。

【解説】
情熱的な恋歌ですね。恋しい人への想いが激しく伝わってきます。
「ここだ」はなはだしく。(こんなにも)ひどく。「見てば」逢ったならば。「まして」いっそう。もっと。













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(左)大島智子 「いささむら竹」 F6  100,000円(税別)

わが宿の いささ群竹吹く風の 音のかそけき この夕べかも    巻十九(四二九一)・大伴家持

【現代語訳】
私の家の庭のわずかに生えている竹の茂みに風が吹いてきて、いまにも消えてしまいそうな竹の葉のすれ合う音が聞こえる。この夕べのなんと素晴らしいことよ。

【解説】
 日はもう暮れ始め、しだいに闇が訪れようとしている。昼間しきりと聞こえていた鳥の声も止み、あたりは静かさにつつまれ始めた。
 私の家の庭の少しばかりの竹の茂みに風が吹き寄せてきて竹の葉のすれ合う音が聞こえてくる。いままで気づくかなかったが、夕風が少しばかり吹き始めたようだ。この静かな夏の夕暮れと竹の葉の消え入りそうにすれ合う音がなんとも言われぬすばらしさだ。
 いささ群竹。あまり竹を茂らせない趣深くしつらえられた庭を感じさせる。「かそけき」はかそけし(幽けし)の連体形で、音、色、光などが今にも消えてしまいそうなようすをあらわす。
 この「かそけき」を発見し、今にも消え入りそうな竹の葉のすれ合う音に焦点をあてた。そこに美しさ、心の豊かさ、心ふるわせるものを見出だし素晴らしい夕べだと感動している家持の繊細さ、感受性の豊かさに感動する。













(右)甲斐めぐみ 「Waiting for Spring」 10F  80,000円(税別)

桜花 時は過ぎねど見る人の 恋ふる盛りと 今し散るらむ    巻十(一八五五)・作者不詳

【現代語訳】
 桜の花はまだ散るときではないのに、愛でてくれる人がいる盛りのうちにと思って散ってゆくのだろうか。

【解説】
まだまだ盛りのうちに退くというのもひとつの美学というのは、昔からあった身の処し方のようです。
「桜の花は、最も美しい盛りに、今こそと散って行く。だからこそ、余計に心を惹かれるのだ」と、ある意味で「美しさ」の本質を見抜いています。かなり凝った感じ方と云えましょう。桜児の歌にも、此処まで意識的ではありませんが似たような見方が根にあることは確かです。尤も、このような美女の伝説は古く、他にもゆく似た話が万葉集に幾つか見えます。













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(左)林 不一 「舞人(まいびと)」 F10   200,000(税別)

生ける者 つひにも死ぬるものにあれば この世なる間は 楽しくをあらな    巻三(三四九)・大伴旅人

【現代語訳】
生きている者も最後は必ず死ぬのだから、せめてこの世にいる間は楽しくいたいものだ。

【解説】
 大伴旅人(おほとものたびと)の「酒を讃むるの歌」のうちのひとつ。
「生きている者も最後は必ず死ぬ」とはいつの世でも変わらぬ理ですが、万葉の時代の人々はとくに医療などの発達した現在よりも死を身近に感じていたはずです。また、皇族や貴族などでも政争によって命を奪われてしまうことが度々ありました。
 事実、旅人が筑紫に送られてしばらく後、長屋王の変が起こり旅人とも親交のあった旧貴族派の長屋王が藤原四兄弟の陰謀で殺されてしまいます。筑紫行きは旅人の本望ではなかったかも知れませんが、それでもそんな争いに明け暮れている中央(奈良の京)から距離を置いた地にいて旅人は今の世を楽しく生きようと酒に誓ったのかも知れません。













(中)賀川明泉「音のかそけき」F10   150,000円(税別)

わが宿の いささ群竹吹く風の 音のかそけき この夕べかも    巻十九(四二九一)・大伴家持

【現代語訳】
私の家の庭のわずかに生えている竹の茂みに風が吹いてきて、いまにも消えてしまいそうな竹の葉のすれ合う音が聞こえる。この夕べのなんと素晴らしいことよ。

【解説】
 日はもう暮れ始め、しだいに闇が訪れようとしている。昼間しきりと聞こえていた鳥の声も止み、あたりは静かさにつつまれ始めた。
 私の家の庭の少しばかりの竹の茂みに風が吹き寄せてきて竹の葉のすれ合う音が聞こえてくる。いままで気づくかなかったが、夕風が少しばかり吹き始めたようだ。この静かな夏の夕暮れと竹の葉の消え入りそうにすれ合う音がなんとも言われぬすばらしさだ。
 いささ群竹。あまり竹を茂らせない趣深くしつらえられた庭を感じさせる。「かそけき」はかそけし(幽けし)の連体形で、音、色、光などが今にも消えてしまいそうなようすをあらわす。
 この「かそけき」を発見し、今にも消え入りそうな竹の葉のすれ合う音に焦点をあてた。そこに美しさ、心の豊かさ、心ふるわせるものを見出だし素晴らしい夕べだと感動している家持の繊細さ、感受性の豊かさに感動する。













(右)増田晶美 「みていたい。」10号

相見ては 面隠さるるものからに 継ぎて見まくの 欲しき君かも    巻十一(二五五四)・作者不詳

【現代語訳】
離れているときは会いたくて会いたくて震えるのに、実際に会うと恥ずかしくて、相手の顔もまともに見られない。本当はずっと見ていたいあなたよ。

【解説】
三十一文字しかない短い詩句の中に初々しい乙女の仕草が目に見えるようです。恋する乙女の胸の内が、乙女らしいすなおさで表現されています。相手の男性は、会うといつも熱いまなざしで可愛い彼女の顔を見つめたのでしょう。













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(左)本間孝江 「国々の 」F10    80,000円(税別)

国々の 防人集ひ船乗りて 別るを見れば いともすべなし    巻二十(四三八一)・神麻續部嶋麻呂

【現代語訳】
 各国から来た防人(兵士)が集まり、船に乗って子供や妻と別れて出発するのを見ると悲しくなってしまいます。

【解説】
太平洋戦争中、万葉集を懐にしていた若い兵士が多かったという話はよく聞きます。戦場に駆り出された若い兵士たちが戦地で、どんな思いで家族を思っていたか、その苦しみや悲しみ、戦争の不条理はいつの時代も変わりません。見送り人たちの悲しみも如何ばかりかと想像されます。













(中)青木 園 「 桜 」F6    80,000円(税別) 

見渡せば 春日の野辺に 霞立ち 咲きにほへるは 桜花かも    巻十(一八七二)・作者不詳

【現代語訳】
見渡すと春日の野辺に霞が立って、輝くほどに咲き誇っているのは…あれは、桜の花だろうか。
 
【解説】
にほへるは香りではなく彩り鮮やかという意味です。かぐやかなる匂いがするがごとき美しい色と言う事でしょうか。野辺に咲き誇る桜が目にみえるようです。













(右)栗田成己 「潜り抜ける夜」楕円変形10号   50,000円(税別)

ぬばたまの 夜渡る月を留めむに 西の山辺に 関もあらぬかも    巻七(一〇七七)・作者不詳

【現代語訳】
真っ暗な夜空を渡る美しい月を留めておくために、西の山辺に関所でもあればいいものを。
【解説】
西の山辺に関所があったら、月が沈まないように留めておいていつまでも眺めていることが出来るという発想はおもしろいですね。いかに美しい月だったか想像が出来ます。













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(左)松本久美 「夢みし見ゆる」

み空行く 月の光にただ一目 あひ見し人の 夢にし見ゆる    巻四(七一〇)・安都扉娘子

【現代語訳】
大空を渡る月の光で一目だけお顔を見た人を夢に見ました。

【解説】
 安都扉娘子が、月の光の中で一目だけ見た男性に恋をして夢にその相手を見たとの一首となっています。
この時代、夢に人が現れるのはその人が自分のことを深く思ってくれている証だとの俗信がありましたが、この歌の場合は逆に安都扉娘子自身が相手を深く思った結果として夢に相手を見たわけです。
 この時代の女性が夜に出歩くことなどほとんどなかったはずなのでこの歌も虚構の一首か、あるいは夜の戸越しにでも道を歩む姿を見たのかも知れませんが、万葉集の時代にも一目惚れということがあったのですね。













(右)藤倉春日 「つらつら椿」S10   150,000円(税別)

巨勢山の つらつら椿つらつらに 見つつ思はな 巨勢の春野を    巻一(五四)・坂門人足

【現代語訳】
巨勢山のつらつら椿を、その名のようにつらつら見ては賛美したいものだなあ。巨勢の春の野を。

【解説】
大宝元年(七〇一年)の秋、持統天皇が文武天皇とともに紀伊国の「紀の牟婁(むろ)の湯」(白浜温泉)に行幸したとき、同行した坂門人足が詠んだ歌です。
一見、単純に秋に訪れた巨勢山(奈良県)で、春に咲く椿を見てみたいものだと言っているようにも取れますが、この歌も土地誉めの要素が強く巨勢山を賛美することで土地の精霊の加護を受けて旅路の無事を祈る歌なのでしょう。
また、この歌の特色のひとつとして、歌の「調べ(リズム)」の滑らかさは特筆すべきものがあるように思います。
「巨勢山の…巨勢の春野を」、「つらつら椿つらつらに」など繰り返しの技法を使うことで、歌を口ずさんだ時に非常に心地よくすらすらと暗じられるようになっています。

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