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<画廊企画>
天の果実・新たな共生の芸術をもとめて ーシュタイナーと芸術ー
10月8日(月)~10月13日(土) Vol.5 根本忠緒展

展覧会名
根本忠緒展
会 期
2012年 10月8日(月)~10月13日(土)
時 間
11:00 〜 19:00(最終日17:00まで)
会 場
ギャルリー志門 GALERIE SHIMON
東京都中央区銀座6-13-7 新保ビル3F
TEL:03-3541-2511

 

 画像はパノラマでご覧いただけます。
『共感(シンパシー)の力』 21世紀の芸術をシュタイナーと考える  
 シュタイナーは、共感と反感が魂の世界での根本的な力であるという。(『神智学』1904)反感が退き、共感だけが現われ、さらに自分自身の内部での活 動に留めないときに、魂はより高次の段階にいるのだという。これは芸術家にとっても根本的な力にほかならない。3.11以降は、ほとんどの日本人にとって も、そう感じられたのではないだろうか。sympathyの語源はギリシャ語で、sym(共にする)・pathos(苦しみの感情)である。この意味をい ま一度噛みしめ、その力を発揮させるときなのではないかと思う。
根本忠緒
画業の初期にマンダラ的な配置だった形態は、やがて大画面の波のリズムとなり、雨のような、あるいは竹林のような垂直線となった。散華のような菱形のきら めきは、波のリズムを暗示する。 根本は、 理念よりも自然のありさまや四季に共感する日本人の伝統を踏まえた抽象絵画を制作してきたが、そこに月が出現することで、もはや抽象ですらなくなった。太 陽ではなく、月に統一原理を見る姿勢こそが、パトスが悲しみに寄り添うことを示す。
(「天の果実―新たな共生の芸術をもとめてー」リーフレットより抜粋 小泉晋弥/茨城大学教授・美術評論家)


■略歴

 日本美術家連盟会員 行動美術協会会員 千葉県美術会理事

 
 1940 千葉県柏市生(県立東葛飾高校、日本大学芸術学部美術学科卒)
 

 ○行動展

1958年 初入選
1970年 受賞
1974年 受賞
1974年 会員推挙
 

 ○千葉県展

1978年 初出品・受賞
1979年 千葉県展招待
1980年 審査委員
1981年 依嘱
1982年 理事
 

 ○個展

1964年 櫟画廊
1966年 櫟画廊
1968年 夢土画廊
1975年 みゆき画廊、いづ藤画廊企画
1980年 若井画廊企画、
1981年 ギャラリーマーブル企画
2009年 紀伊国屋画廊企画
1989年 銀座アートセンター
2009年 東京都美術館
2012年 ギャルリー志門企画
 

 ○グループ展 多数参画・出品