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<画廊企画>
天の果実・新たな共生の芸術をもとめて ーシュタイナーと芸術ー
9月10日(月) 〜 9月15日(土)  Vol.1中井川由季展

展覧会名
中井川由季展 −あいまいな接合−
会 期
2010年 9月10日(月)〜 9月15日(土)
時 間
11:00 〜 19:00(最終日17:00まで)
会 場
ギャルリー志門 GALERIE SHIMON
東京都中央区銀座6-13-7 新保ビル3F
TEL:03-3541-2511

 
「あいまいな接合」陶 可変 撮影:林雅之
「あいまいな接合」(部分) 撮影:林雅之

 画像はパノラマでご覧いただけます。
『共感(シンパシー)の力』 21世紀の芸術をシュタイナーと考える  
 シュタイナーは、共感と反感が魂の世界での根本的な力であるという。(『神智学』1904)反感が退き、共感だけが現われ、さらに自分自身の内部での活 動に留めないときに、魂はより高次の段階にいるのだという。これは芸術家にとっても根本的な力にほかならない。3.11以降は、ほとんどの日本人にとって も、そう感じられたのではないだろうか。sympathyの語源はギリシャ語で、sym(共にする)・pathos(苦しみの感情)である。この意味をい ま一度噛みしめ、その力を発揮させるときなのではないかと思う。
中井川由季  
 原始的な動物や植物には、個体が密集して一つの生物として生きる「群体」と呼ばれる存在形態がある。中井川は陶によって、植物の形態や発生的な動物的形 態を追求してきたが、焼成窯と身体のサイズに自然に従ったとき、「群体」としての作品が生まれた。共感というのは簡単だが、そもそも別の個体同士がなぜ、 意志を通わせられるのか。個別には自由でありながら、一つであるという共感の根源性に形をあたえる作品になるだろう。
(第3回「天の果実」リーフレットより抜粋・小泉晋弥/茨城大学教授・美術評論家)

 【関連イベント】シンポジウム

パネリスト/
小泉晋弥(茨城大学教授・美術評論家)+中井川由季、有賀和郎、鶴見厚子、島剛、根本忠緒
 
 司 会: 西松典宏(元NHK日曜美術館プロデューサー)  

 テーマ:

『共感(シンパシー)の力』
 

 日 時:

2012年9月22日(土)4:00.pm~6:00.pm
 

 参加費:

無料
 

 懇親会:

ビオディナミ・ワインパーティー6:00.pm~8:00pm(参加費 3,500円)
※ビオディナミ=シュタイナーが提唱した農法。化学肥料を使わず月や惑星の動きに合わせて葡萄を栽培する。
ワイン選定/深井美子(日本ソムリエ協会認定ソムリエール)
 

 会 場:

ギャルリー志門
 

 定 員:

約30名 ◎要予約 お問い合わせ g-simon@bu.iij4u.or.jp または 03-3541-2511
 


■略歴
   中井川由季

 1960

茨城県生まれ
 

 1986

多摩美術大学大学院修士課程美術研究科修了
 

 個展多数


 
 【グループ展】

 1988

クレイアート'88(佐賀町エキジビットスペース)
 

 1997

第2回雨引の里と彫刻(茨城)('99 '01 '03 '06 '08 '11)
 

 2000

茨城陶芸の現在(茨城県陶芸美術館)
 

 2007

「魅せられる…今、注目される日本の陶芸展」
滋賀県立陶芸の森陶芸館 他、仏、米国等 巡回展
 

 2011

アーティストファイル2011(国立新美術館)
 

 他多数


 
 【受賞】

 1989

「第二回国際陶磁器展美濃'89」 審査員特別責(多治見、岐阜)
 
 【パプリックコレクション】
  
アルゼンチン近代美術館「日本の家」(アルゼンチン)

 滋賀県陶芸の森創作研修館(滋賀)
 
 滋賀県陶芸美術館(茨城)  
 ワールド・セラミック・エクスポジション・ファウンデーション(韓国)  
 山口県立萩美術館・浦上記念館(山口)  
 【コミッションワーク】

 1996

流山社宅工ントランスホール(千葉)
 
 1997 二期倶楽部新館エントランスホール、ラウンジ(栃木)
 
 1998 原町田パセオビル1階エントランス(東京)
 
 1999 東八聖苑中庭(山梨)
 
 2001 清音閣(マンション)エントランス、中庭(東京)