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吉本義人 彫刻 展 ―DEPENDENCE―
2011年10月24日(月)~11月5日(土)日休
11:00~19:00(最終日17:00まで)
『Dependence2011-6』 Stainless steel
段ボールを素材とする造形
彫刻はすでに立体造形の中心にないと吉本氏は言う。
本展のタイトルはDependence=依存。自立しない彫刻である。
壁によりかかり、床から壁へ、天井へ、彫刻が周囲の物との関係を強めながら変形し、あるいは増殖してゆく。
自立しない彫刻は「依存」という名の自立をめざして制作する彼にとっての現在形なのである。
ステンレス彫刻の他にダンボールを使った造形作品。
展示風景:
パノラマ画像
でご覧下さい。
【ギャラリートーク】
■日時:2011年10月24日(月)15:30~17:00
■パネリスト:吉本義人(彫刻家)×藤嶋俊會(美術評論家)
■テーマ:「彫刻」は何処へゆくのか?
■内容: これからの「彫刻」のあり方について。
■参加費:無料
■会場:ギャルリー志門
■予約:不要(但し、椅子に限りがありますので立見になることもございます。)
■パーティー:トーク後の17:00よりオープニングパーティを催します。
<吉本義人略歴> YOSHIMOTO Yoshihito 造形作家
1946
東京に生まれる
1969
東京藝術大学彫刻科卒業
1973
GAI造形研究所を設立
1981~
栃木県佐野市にて制作
【個展】
00
Just Art Galerie/ベルリン
Galerie Grand Paris/パリ
Galerie der Firma O.T.B./ベルリン
01
ギャラリーシェール/栃木
Galerie Lichtblick/ベルリン
藤野屋画廊/栃木
ギャラリー青羅/東京
02
Galerie Lichtblick/ベルリン
03
Galerie Lichtblick/ベルリン
04
ギャラリー青羅/東京
07
Ssenko Galerie/ベルリン
せんだいメディアテーク オープンスクエア/仙台
東邦画廊/東京
09
メタルアートミュージアム光の谷/千葉
【グループ展】
69
第1回現代国際彫刻展 (彫刻の森美術館/神奈川)
70
現代美術野外フェスティバル (神奈川県こどもの国)
79
第1回ヘンリー・ムーア大賞展「佳作賞」受賞 (彫刻の森美術館/神奈川)
83
第4回北関東美術展(栃木県立美術館)
日独金属造形展 (クンストハウス/ハンブルグ)
日本金属造形作家展 (和光/東京)
89
鉄による都市彫刻大賞展「都市彫刻賞」受賞(愛知県東海市)
92
第4回東京野外現代彫刻展「優秀賞」受賞 (都立砧公園/東京)
95
第2回フジサンケイ・ビエンナーレ現代国際彫刻展「大賞」受賞 (美ヶ原公園美術館/長野)
97
第6回スチールアート展 (新日鉄本社ビル/東京)
00
千年の扉展(栃木県立美術館)
02
第10回世界環境芸術会議環境造形コンクール「優秀賞」受賞(兵庫県一宮市)
04
かわさき現代彫刻展 (テクノハブイノベーション川崎/神奈川)05、06、07、08、09
08
Steelers展(天王州セントラルタワー/東京)
日本現代彫刻展(雅巣画廊/上海)
物心―現代日本彫刻展(圣菱画廊/上海)
09
ACKid 2009(キッド・アイラック・アートホール/東京)
ART KAWASAKI2009(テクノハブイノベーション川崎/神奈川)
Art Session TSUKUBA2009展磁場―地場(平沢官衛歴史ひろば・つくば美術館/茨城)
【主なコレクション】
美ヶ原高原美術館(長野) 弘益大学博物館(ソウル) 東京グリーンホテル(東京)
静岡グランドホテル(静岡) 東海市役所(愛知) 足尾通洞駅(栃木)東大和市湖畔第一緑地(東京)
麻布学園(東京) 長野放送(長野) 社会福祉法人江東園(東京)
<藤嶋 俊會> FUJISIMA toshie 美術評論家
昭和18年(1943)会津若松市生まれ。中央大学法学卒、神奈川県庁勤務を経て、神奈川芸術文化財団ギャラリー課長として県民ホール開館時から現代美術の展覧会企画等に永年従事。著書に「神奈川の野外彫刻」、「昭和の美術(彫刻編、共著)」 ほか。
美術評論家連盟会員。屋外彫刻調査保存研究会会長。原三溪市民研究会副会長。