【結果報告】
展覧会を終えて。
皆様、突然の変更にもかかわらずチャリティー展にご協力いただき誠にありがとうございました。
4月9日を以ってオークション展は無事に終了させていただきました。感無量です。
この2週間は、銀座に人通りもなく、外資系ブランドショップはシャッターを閉め、節電で駅は薄暗く、銀座は異様な雰囲気でした。画廊に人が来ないのではと
不安でしたが、余震が続く中、あえていつも通り(カラ)元気にオープンさせて頂きました。
来場者は456名(芳名録による)昨年に比べ2割減でしたが、売上総額は昨年の1割増しとなりました。これは東北を助けたいというお客様の善意の表れにほかならず、感謝の意に堪えません。
津波は人々の命も家も財産もすべて持っていってしまったけれど、たったひとつだけ絶対に奪えないものがあります。
それは人の心です。
この大災害に想うことは、人にとって一番大切なものは究極、「愛」だと思いました。さらに、あの日以来「美術とは何か」ということを考えない日はありません。
売上金の一部、合計:308,950円を日本赤十字社を通して寄付させていただきました。
皆様の温かい気持ちに心から御礼申し上げます。どうか被災された方々の心に皆様のお気持ちが届きますように。亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、1日も早い東北の復興を心から願っております。
お客様、ご来廊くださった皆様、そしてご協力くださった作家の皆様、本当に心からありがとうございました。
2011年4月28日 ギャルリー志門 深井美子
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