コンセプトメッセージ
ストレスフルな現代社会の中でその生活リズムの過剰な加速度や過密感に対し、緩和剤や中和剤的な役割のモノや事象の存在意識がひと頃にもまして語られることが多くなってきているように思います。
これは人の商工業的生産活動が現代のライフスタイルを一極へ向かわせるばかりでは、との危惧が多かった前世紀後半から引き続く傾向に対するカウンターバランスと呼べるムーブメントでしょう。
私が活動原点とするのは「人の生理的好奇心を喚起する動きと形」をテーマに独自のリラクゼーション要素を持った造形物及び空間演出による生活環境の提案です。
「視線の遊び場」をスローガンに展覧会やディスプレイでのプレゼンテーョンを行ってきました。機構学的要素に自然界のゆらぎのリズムを独特な手法で結び付
けたキネティックアートスタイルを機軸としてデザインとアートの領域でのボーダレスな活動志向を旨にクリエーション展開しています。
今回はギャラリー空間をリビングやロビー、各種商業施設等の中における一角(Lounge)に見立て、いわばそのような空間に常套設置される観葉植物的な意味合いにも通じる形としての造形展開をしています。
田中真聡/造形作家 |
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会場風景I
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会場風景II
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mumble to
400,000円
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ある零れ話 A Certain Episode
700,000円
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ある零れ話 A Cetrain Episode (2)
700,000円
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ある零れ話 A Cetrain Episode (3)
700,000円
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(手前)
思わせぶりな合言葉 ASpeculative Password
800,000円
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風に滲む言葉 Words Blurred With the Wind
640,000円
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気まぐれな話 A-Capricious-Chat-
380,000円
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気ままな話 A-Fickle-Talk---
320,000円
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プロフィール
横浜市出身 東京藝術大学大学院修了(構成デザイン研究室)
現職 多摩美術大学情報デザイン学科情報藝術コース非常勤講師
展覧会やディスプレイ以外の活動としても94年以降パフォーミングアーツカンパニーのパパ・タラフマラの舞台美術をきかっけに他ジャンルの表現者(ダン
サー、ミュージシャン等)とのコラボレーションも大きな比重を占めるようになる。
99年以降は中国圏(香港、深州、マカオ)、シンガポール、マレーシア、インド、キューバで連鎖的に個展を行い、同時実施のワークショップやレクチャー、
ローカルアーティストとのコラボレーションライブを含めた活動展開が特筆される。 |
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