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展覧会名:
第5回公募「ドローイングとは何か」入賞・入選作品展
会 期
2015年2月2日(月)~2月14日(土)日休
時 間:
11:00〜19:00(最終日17:00)
授賞式:
2015年2月2日(月)17:00~
レセプション:
2015年2月2日(月)18:00~
会 場:
ギャルリー志門 GALERIE SIMON
東京都中央区銀座6-13-7 新保ビル3F
主 催:
「ドローイングとは何か」展開催実行委員会
※第5回入賞・入選作品展カタログ発売中!@1000円 お問い合わせ:g-simon@bu.iij4u.or.jp

※展覧会の様子はパノラマ画像でご覧になれます。
http://www.jpartmuseum.com/jam_live/shimon61/
   

去る2014年12月2日(火)美術家連盟会館にて第1次審査会、2014年12月10日(水)ギャルリー志門にて第2次審査会が行われ、第5回「ドローイングとは何か」展入賞・入選者が決定しました。

審査員および入賞・入選者並びに作品は下記の通りです。応募者数95名、応募作品166点

 

【審査員】
金澤 毅(美術評論家)
中林忠良(版画家)
滝沢恭司(町田市国際版画美術館学芸員)
 
   
【大賞】1名
森本 玄「束の間のかたち:寝る」 72.7×91.0cm リペルペーパーに鉛筆
<森本 玄・略歴>
1964年 三重県生
 

1989年

東京藝術大学美術学部絵画科卒業
 

1995年

東京藝術大学大学院博士後期課程修了、博士(美術)
 
   
【個展】
1995年 クレイギャラリー(東京)
 
1998年 On Gallery(大阪)
 
2003年 ギャラリー恵風(京都)
 
2006年 ギャラリー16(京都)ほか
 

2015年

ギャラリー恵風(京都)4/21−26開催予定  
   
【グループ展】
1989年 現代日本美術展(東京都美術館、京都市美術館ほか)’91、92、94年
 
1991年 リュブリアナ国際版画ビエンナーレ展(ユーゴスラビア)
 
1996年 ドイツ国際版画トリエンナーレ展(ドイツ)
 
2001年 "第8回津西高校絵画の流れ展∞【やわらかな結晶】 (三重県立美術館県民ギャラリー)"
 

2004年

とよた美術展'04(豊田市美術館)  

2005年

シェル美術賞展(代官山ヒルサイドフォーラム)  

2008年

釜山ビエンナーレ展(韓国)  

2009年

アウトレンジ展2009(文房堂ギャラリー、東京)  

2011年

On the Way展(京都府立文化芸術会館)  

2012年

中径展X think a head(府中市美術館市民ギャラリー)  

2014年

第4回「ドローイングとは何か」展(ギャルリ−志門、東京)
準大賞受賞記念 平澤咲・森本玄二人展(ギャルリー志門、東京)ほか
 
   
【賞歴】
1986年 久米圭一郎賞(東京藝術大学)
 
1989年 瀧冨士美術賞(日本交通文化協会)
 
1989年 卒業制作O氏記念賞(東京藝術大学)
 
1989,'90年 (第14回、第15回)全国学生版画展買上賞
 

2004年

とよた美術展'04 平面の部優秀賞
第19回ホルベイン・スカラシップ奨学者
 

2014年

第4回「ドローイングとは何か」展準大賞  
   
【収蔵】
町田市立国際版画美術館
東京藝術大学
京都造形芸術大学
カリフォルニア大学
たかつかさ保育園
兵庫県立光風病院

 
   

【準大賞】2名
河原明子「風」 47.0×54.0cm  ボールペン、ワトソン紙
<河原明子・略歴>
1958年 長野県生
 

1977年

女子美術短期大学別科修了
 

1978年

御茶の水美術学院
 
   
【個展】
1979年 女子美画廊(東京)
 
1982年 洞泉房(長野)
 
   

【準大賞】
中村綾乃「沈黙とざわめき」 51.5×72.8cm ミリペン、ワトソン紙
<中村綾乃・略歴>
1990年 青森県生
 

2009年

青森県七戸町立八甲田高校卒業
 
   
【個展】
2013年 Exhibition First (Café Repi Doll・原宿)
 
   
【グループ展】
2012年 PIGA展(Galerie Café PIGA・下北沢)
 
2013年 PIGA展(Galerie Café PIGA・下北沢)
 
2014年 PIGA展(Galerie Café PIGA・下北沢)
 
   

【入選者】13名
1.CHRISTOPHER J. TROUTMAN 「Up and Down」チャコール・紙
2.近藤沙桜里「跡形を辿って」エッチング・ハーネミューレ・雁皮紙・油性インク
3.藤沢江里子「線のかたち」パネル・綿布・オイルパステル
4.Tomoya「迷路」インク・ケントボード
5.安河内裕也「夜明け」鉛筆・パステル・ケント紙
6.永松あき子「LIFE BEGINS」ケント紙・鉛筆
7.梶谷 令「眼差し」鉛筆・ミリペン・ケントボード
8. 関水英司「誕生の喜び3」ミクストメディア・コンテ
9. 田中美帆「生きてるよ。2」ペン・サンフラワーペーパー
10.大森 愛「daily」トレーシングペーパー・ボールペン
11.山村まゆ子「青い廃人Ⅱ」紙・インク
12.大谷美游「玄(クロ)」黒色塗料・ニス
(順不同)
 

会場風景

審査員の先生方(滝沢恭司氏、中林忠良氏、金澤毅氏)

授賞式:賞状および目録を本展委員長・金澤先生より授与。大賞受賞/森本玄)

準大賞/河原明子

準大賞/中村綾乃

第1回展大賞受賞の池田俊彦さんも駆けつけてくださった。池田氏は受賞 後、文化庁在外研修員としてイギリスに留学。海外での見識を深め、現在は国内外で活躍している。イギリスで知り合った版画家の仲間を日本に呼び寄せ、英日 交流展なども積極的に開催。当日はイギリス人作家とともに来廊され、日本のドローイングを紹介してくださった。
 http://drawing-exhibition.blogspot.jp/p/1st.html
 http://g-simon.com/c/c_past_120117.html

入賞作品 左から大森愛、Tomoya、山村まゆ子、近藤沙桜里、関水英司

入選作品 左から藤澤江里子、大谷美游、梶谷令

入選作品 左からクリストファー・トラウマン、安河内裕也、田中美帆、永松あき子

入賞作品 左から中村綾乃、森本玄、河原明子

※展覧会の様子はパノラマ画像でご覧になれます。
http://www.jpartmuseum.com/jam_live/shimon61/

※「ドローイングとは何か」展公式サイト
http://drawing-exhibition.blogspot.jp/

★事務局から  

今年は高校生(入選)からベテランまで幅広く応募があり、ドローイングについて深く思考された作品、再挑戦者などが目立ちました。審査は票が割れ、夜の 10時近くまで論議が続きました。選外の作品の中にもすばらしい作品がたくさんありました。入選作につきましては審査員の先生方も大変に苦慮したうえでの 決定であることを申し添えておきます。審査にあたってくださいました先生方、評論家の目線、作家の目線、学芸員の目線、それぞれの視点からの選考でした が、一つギャラリストからの目線を付け加えさせて頂きますと、ぜひとも取り上げさせていただきたい魅力的な作品が選外の中には少なからずございました。今 回の結果がすべてではありませんので、ぜひ次回も負けずに再挑戦していただければ嬉しく存じます。
よろしくお願いします。(深井)