今年は高校生(入選)からベテランまで幅広く応募があり、ドローイングについて深く思考された作品、再挑戦者などが目立ちました。審査は票が割れ、夜の
10時近くまで論議が続きました。選外の作品の中にもすばらしい作品がたくさんありました。入選作につきましては審査員の先生方も大変に苦慮したうえでの
決定であることを申し添えておきます。審査にあたってくださいました先生方、評論家の目線、作家の目線、学芸員の目線、それぞれの視点からの選考でした
が、一つギャラリストからの目線を付け加えさせて頂きますと、ぜひとも取り上げさせていただきたい魅力的な作品が選外の中には少なからずございました。今
回の結果がすべてではありませんので、ぜひ次回も負けずに再挑戦していただければ嬉しく存じます。
よろしくお願いします。(深井) |