2025年9月1日(月)ー9月6日(土)
11:00-19:00(最終日17:00まで)
【出品作家と選んだ本】
猪爪彦一『ニジンスキー 神の道化』鈴木 晶 著
園城寺建治『黄金時代』澁澤龍彦 著
斉藤郷子『すべての白いものたちの』ハン・ガン著 斎藤真理子訳
白木ゆり『冒した者』三好十郎 著
鈴木智惠『西行』白洲正子 著
多賀 新(賛助出品)『左川ちか論集成』川村 湊 島田 龍 編 藤田印刷エクセレントブックス
竹内美穂子『百年の跫音』上・下巻高良留美子著
中山隆右『人文書のすすめ』人文会
西村沙由里『龍の起源』荒川 紘 著
萩原季満野『利休にたずねよ』山本兼一 著
星野美智子(賛助出品)『記憶と芸術』ラビリントスの谺 中村高朗・虎岩直子 編著 法政出版局
箕輪香名子『火夫』カフカ短編集よりF・カフカ 著
萩原季満野(大)「夜明け」55.7×38cm 木版 ed. 30 80,000円(税別)
萩原季満野(小)「象徴」26×17cm 木版 ed.30 31,000円(税別)
箕輪香名子「portholes-l」シルクプリント、コラージュ イメージサイズ69×49cm フレームサイズ105×78cm 非売
鈴木智惠「a moment-25-1」62×47cm リトグラフ ed.1/20 シート70,000円(税別)フレーム22,900円(税別)
1960年代、ベトナム反戦の気運が高まる東京の街。学生たちと詩や映画の会に参加する作者(作中:主人公江梨子)は、夫との結婚生活の葛藤や多忙な母とのすれ違いの幼年時代に思いを巡らせる。それは、作者の母・高良とみ(作中:藤代)や群馬の養蚕農家の親族たちなど様々なエピソードの発掘の始まりだった。(帯より抜粋)祖母、母、そして娘へ。女系の血族の歴史を追い、幕末から百年の跫(あし)音を聴く。
私・竹内美穂子(版画家・高良留美子娘、高良留美子資料室主催)が生まれるまでの物語です。(版画家・竹内美穂子)