Top >> Past Exhibitions mail
新着情報
スケジュール
今までの展覧会
環境彫刻実績例
取り扱い作家
貸しギャラリー案内
ギャラリーのコンセプト
ギャラリーBar
会社案内
所在地
第3回公募「ドローイングとは何か」入賞・入選作品展

展覧会名
第3回公募「ドローイングとは何か」入賞・入選作品展
会 期
2013年1月28日(月)~2月9日(土)日休
時 間
11:00~19:00(最終日17:00まで)
会 場
ギャルリー志門
主 催
「ドローイングとは何か」展開催実行委員会

【審査員】  
金澤毅(美術評論家)
中林忠良(版画家・東京藝術大学名誉教授)
名古屋 覚(美術ジャーナリスト)
 

会場風景
展覧会はパノラマでご覧ください。


授賞式
(左より名古屋覚氏、中林忠良氏、金澤毅氏、大賞受賞者:安藤圭汰氏)
大賞 安藤圭汰氏

準大賞 西山瑠依氏 準大賞 原透氏


― 選考結果 ―
大 賞(1名):安藤圭汰
安藤圭汰「美しい花の下には死体が眠っている」2012年 ファブリアーノ紙・ボールペン・鉛筆 728×515mm

【安藤圭汰 略歴】  

1992

神奈川県生
 

2010

九州産業大学芸術学部美術学科洋画コース入学
 

2012

九州産業大学芸術学部美術学科洋画コース2年在学中
 

【個展】
 

2012

北九州市直方谷尾美術館
 

【グループ展】
 

2012

Galerie RECOLTE Tokay Gecko Award2012
 

【賞歴】
 

2012

第46回 福岡市美術展(福岡市美術連盟賞)
 
   

準大賞(2名):西山瑠依・原 透
西山瑠依「発酵」2012年 ケント紙・鉛筆  680×910mm

【西山瑠依 略歴】  

1986

神奈川県生まれ
 

2012

多摩美術大学 美術学部絵画学科 版画専攻 卒業
多摩美術大学 大学院 美術研究科 版画専攻領域 博士前期課程 入学
 

現在

多摩美術大学 大学院 在籍中
 

【グループ展】
 

2010

ギャラリー「間」成田(千葉2010-2012)、みなとみらいギャラリー(神奈川)
 

2011

第11回浜松市美術館版画大賞展(浜松市美術館・静岡県)
第7回飛騨高山現代木版画ビエンナーレ(高山市民文化会館・岐阜県)
第17回鹿沼市立川上澄生美術館木版画大賞(鹿沼市立川上澄生美術館・栃木県)
第79回日本版画協会展(2011-2012)(京都府/東京)
 

2012

シロタ画廊(東京)
多摩美術大学 版画専攻 卒業制作展(国立新美術館/文房堂ギャラリー・東京)
第62回モダンアート展(東京都美術館・東京)
版画フォーラム2012(埼玉県)
International Grafik Sanatlar Etkinlikleri KONYA 2012(Selcuk Universitesi/トルコ)
 

【収蔵先】
 
多摩美術大学、セルシュク大学(トルコ)  
   

原透「特異点のある時空2」2012年 ワトソン紙・鉛筆・木炭・チャコールペンシル 910×727mm

【原透 略歴】  
1959 東京都生まれ
 
1987 東京造形大学研究生修了
 

【個展】
 
2001 かねこあーとギャラリー(東京)
 
2008 日本橋高島屋(東京)
 

2012

yyギャラリー(東京) 他
 

【グループ展】
 
1984 第58回国展入選(以後、毎回出品)
 
1990 第1回石空間展(以後、毎回出品)
 
1998,99 C.J.A.G展(クラコウ国立博物館Manggha・ ポーランド・スロベニア) 
 
2001 第4回みちの造形展(神奈川県相模原市)5回~10回出品 他
 

【彫刻シンポジウム】
 
1990 盛岡
 
1995 八王子、大田原市
 
2002 那須野が原  

【賞歴】
 
1993 TAMAライフ21国際野外彫刻展(東京)
 
2000 淡路夢舞台国際石彫コンクール・シンポジウム'00 入賞(兵庫)
 
2003 秋田県立武道館モニュメントコンペ 入賞(秋田)  
2006 芝浦アイランド彫刻コンクール CAPE特別賞 受賞(東京)
 
2008 第35回長野市野外彫刻賞 受賞(長野)
 
2010 第9回風の芸術展(鹿児島枕崎市)  
2011 第24回UBEビエンナ-レ(山口県宇部市)  

【収蔵】
 
東京都(葛飾区・八王子市・清瀬市) 、栃木県(大田原市・矢板市)、兵庫県(神戸市・淡路島)、神奈川県(秦野市)、秋田県(秋田市)長野県(長野市)、鹿児島県(枕崎市)
 
   


入選:13名:  
1.青柳真紀「風景―Ⅰ」 2012年 ケント紙・ペン・鉛筆 530×727mm
2.石井抱旦「線状波-Hi」2012年 羅紋紙(中国製)・墨・面相筆 500×550mm
3.一丸一也「Throwing」 2012年 鉛筆・版画紙(いずみ) 580×840mm
4.井上新之介「Princess」 2012年 画用紙・鉛筆・透明水彩 765×542mm
5.姜 晶雅(カン・ジョンア)「セミの中」 2011年 紙・鉛筆 790×550mm
6.黒田朝生「物語」 2012年 ケント紙・ミリペン 440×627mm
7.酒井 崇「雨の古森」 2011年 バリアペーパー・ボールペン・パネル 1167×910mm
8.竹谷嘉人「森」 2012年 ジークレー版画 910×727mm
9.玉井祥子「徴墨落下図」 2012年 和紙・墨 909×652mm
10.藤森太樹「たまもり」 2012年 ミリペン・イラストボード 594×841mm
11.森 政也「無題」 2012年 紙・鉛筆 841×594mm
12.山村まゆ子「かたくなな否」 2012年 紙・インク 955x770mm
13. 林 芯亦(リム・シン・イ―)「つかめる」 2009年 紙・鉛筆 427x550mm
(五十音順敬称略)
 


【審査講評】※第3回「ドローイングとは何か」展カタログより抜粋
金澤毅氏・評
(前略)このコンペへの応募作品を通して、新たな解釈や発見が生まれ、それによって 「今日のドローイング」の定義が更新されていくことがこのイベントの意義でもあるのだ。今回3名の入賞者を含め、すべての入選者はいずれも力のある作家た ちで、選考には甲乙つけ難く一苦労したがこれをひとつの好機として将来一層の飛躍を遂げてもらえれば、審査員としてこんな嬉しいことはない。
中林忠良氏・評
大賞の安藤圭汰「美しい花の下には死体が眠っている」は、あっけらかんとした明快な線描のうちに深刻な生と死を対比させて、ストレートに自己世界を表現した物怖じしない態度に共感を覚えた。
「櫻の樹の下には屍骸が埋まってゐる」といった梶井基次郎の文章が下敷きであろうが、いかにも若い線描ではある。描写力に長けていて、余白も空間として生かされている。(後略)
名古屋覚氏・評
大賞の安藤圭汰「美しい花の下には死体が埋まっている」には第1次審査から惹かれ た。縦長画面に飽き足りぬように上下に伸びる線。モチーフは女体やどくろ。激しく黒い線の固まりと震えるような1本線の対照で生と死を暗示する手法は見事 である。(中略)審査後に略歴を見れば、安藤氏はまだ20歳。才能を発掘した満足感を覚えた。


【カタログ】
ご希望の方は1,000円と切手160円分を同封のうえ下記へお申し込みください。

〒104-0061 
東京都中央区銀座6-13-7 新保ビル3F
「ドローイングとは何か」展実行委員会事務局